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■■■簡単な紹介■■■ |
街外れの廃品回収屋に就職した朋也(主人公)は、 1人暮らしを始め、恋人の智代と蜜月の日々を送っていた。 そこへ、智代の弟 鷹文が父親の隠し子 ともを連れてくる。 ともは母親に置き去りにされおり、 やむなく朋也と智代が保護することになった。 さらに夏休みを目前にして、鷹文の昔の彼女、河南子も 家を飛び出してやってきた。 朋也、智代、とも、鷹文、河南子。 この5人で過ごす、最初で最後の夏休みがはじまる。 Key サイト内より抜粋 |
■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ |
【始めに】 どうも、毎度おなじみ突撃三士です。 皆さん、CLANNADはやりましたか? PS2版も発売されたみたいですし、やっぱりKey作品の人気はすごいもんです。 んで今回のレビューですが、最近PS2移植が発表された、CLANNADの続編っぽいけど続編じゃない「智代アフター〜I's a Wonderful Life〜」についてやってみたいと思います。 Key作品&前作CLANNADのヒロイン続投と言うことで期待は高まる本作。Key神話はやはり本物なのか? それでは、早速内容を見ていきましょう。 【期待する部分】 本作の目玉はやっぱり、タイトルにもなっているとおり、ヒロイン「智代」の存在でしょう。 CLANNADでも人気のキャラクターをメインヒロインに据えた、CLANNADとは違った18禁作品。 Key側が、前作とは関わりがないと断りを入れたって、期待するなって方が無理でしょ? あれだけのシナリオを前提に、今度はどんな物語と奇跡を魅せてくれるのか。そして感動させてくれるのか。 前作ではエンディングでちょい役でしかなかった弟、鷹文の動向も含め、ドキドキしながらプレイした人が大多数だと思います。 なのに…… 【溜め息しか出てこないよ】 ……正直なところ、CLANNADのキャラを使う必要があったのだろうか? Key側の意図が見えてきません。 折角の続投なのだから、それを踏まえた舞台設定があるだろうにと思います。 なんというか、折角あるCLANNADという資産を無駄遣いしている感触をうけます。 それでも、前半はまだ良かった。 いつも通りのKey節で切なさを感じさせるストーリー。思わずほろりと来ます。 十分後半への流れを期待させてくれる展開です。 ただ、中盤以降どうにも納得できません。 「智代」というキャラクター像を思いっきり裏切る(それも悪い方向に)展開。 それだけならまだしも、前半の流れを断ち切る(プレイヤーを置いてきぼりにするような)急展開。 さらに、(あまりにもあんまりな)意外なエンディング。 あ〜、何だろうこれは。 前作の人気キャラまで持ち出して、本当にKeyは何をやりたかったんだろう。 いくら関係がないと断りを入れたって、どう考えても前作のキャラそのものならそれを期待するでしょう? まして、タイトルがタイトル。 それで、これですか?こんなのがあの切ないシナリオの結末ですか? 前作の感動を裏切られた気分です。 およそKeyらしからぬシナリオ。 それでも「智代」たちの続投ではなく、新キャラなら許せたかも知れない。 すでにKeyと言うブランド力だけで十分売れるというのに、何故持ち出したのか? 理解不能です。 【ボイス入りになって】 PS2版に先駆けて、CLANNADのキャラに声が入りました。 智代の声に、一色ヒカルさん。 生憎と手元にPS2版の情報が無いので、そちらと一緒かどうかはわかりませんが、彼女なら文句はないでしょう。 それだけ上手い方です。 ただ、Keyの作品ならボイスは必要ないかなと思いいます。 そちらに手間書けるより、もっと「シナリオに手間書けろ」(らぴおさん、ここ強調でお願いします)と言いたい。 他の声優も、安心して聞ける方々です。 これ自体に文句は出ないでしょう。 【ここだけは文句なし!】 もちろん、サウンド関係です。 シナリオが短めなだけあって、BGMも少し少ないかと思いますが、そのクオリティは文句なし! OP、EDのボーカル曲もやっぱり文句なし。 ここだけは手放しで、さすがKeyと言いたいところです。 【綺麗だけどさ】 原画が珍しく、樋上いたるさんではない方。 まあ、下手ではないので良いのですが……ちょっと違和感。 塗りの方は、さすがに上手いですね。 透き通るというか澄み切ったというか、そんな感触を抱かせる光の使い方は凄いと思います。 が、CG少なすぎ。 差分抜きで34枚ってあんた、何処の同人ゲームですか? 手を抜きすぎです。 |
■■■ま・と・め■■■ |
ここにKey神話は崩れた。 自分はそう思います。 確かに今までのシナリオは多少ご都合主義で、抽象的な部分もあったりで難解でした。 だがそれでも、筋はしっかりとあって感動できた。 なのにこれは、筋はあやふやでとってつけたような感じしかしない。 もう少し手間をかける必要があったんじゃないのか? されに状況を悪化させているのは、CLANNADのキャラを使い回して要らない期待をかけたこと。 期待が大きい分、違ったときの落胆も大きい。 Keyの読みが足りない結果出た、駄作。 これ以上の評価は出来ません。 |