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 はじめに
タイトルにご注目ください。
〜P.S.@4〜とか表記してあります。
これ見て、ああ、そういうことね…とか思える貴方はリッパなオッサン。
多分、ガールドールトイとかプレイしましたね。
なんで２は、アニメじゃなくて、CGなんだよと悲嘆にくれましたね。
そう、これ４なんです。メーカーも違うし、そもそも３からしていつ出たか
忘れきってますが、今は無きウランのPSシリーズの続編(…だよな多分)
コンセプトも、女の子を操ってエロい世界へ導く…というスタンスも似ているので
まず間違えないかと思いますが、それにしても続編としたスタッフの男意気が
感じられます。なんか思い入れでもあるんでしょう多分。
続編とはスターウォーズとか、エイリアンとか、猿の惑星とか人気作に対して
金になるから続ける訳で、最初から知名度が低いシリーズ１作をわざわざ
続編化する意味はまったくない気もしますが哀愁があってなかなか好きです。
そんなゲームとはまるで関係ない理由で買ったこのゲーム意外にも良作。
４が今までの１〜３より圧倒的に良いじゃないか。
野球映画「メジャーリーグ」なんか、１が面白かったから続編見れば見るほど
熱血ものから、コメディーへと変貌していき、とんねるずの石橋が吠えてる
謎のB級映画になりましたが(出演者がまた金かかってね〜んだ後半の作品とか)
エロゲに関しては、CGの質やら、シナリオやらちゃんと時代の進歩分だけ
質が良くなってる。
意外でした。
感想 〜人を操れるっていいね〜
とりあえず、「人を催眠術にかけてエッチな事をさせる」
というのは、「透明人間になって色々見放題」などと並び
基本的に誰でもやってみたい事なんじゃないかと思えるくらい欲望丸出しなネタの１つです。
ただ、これをゲームとして表現するのはなかなかムズカシイ。
なんせ、「催眠術でエッチな事をさせる…」を主要にしたいのなら、
とにかく、キャラを作って選択肢の幅はあるものの、色々なシチュエーションを
作って、やみくもにプレイヤーに選んでもらう形式にするしかない…
が、これだと、エロCGありの紙芝居を見てるのと変わらない反復作業にしか
ならずツマラんし。かといって、一本筋に進むノベル系の催眠術ものを
作っても、いまいち人の書いたもの読んでるだけで、自分が主体的に
催眠をかけている気分には浸れず盛り上がりに欠ける。
そして何より、ゲームじゃないだろ…という感じになる可能性が高い。
ところが、このゲームちゃんとゲームらしさを表現可能にしている。
それがライバルの存在。
ゲームのプレイ当初、主人公は意のままに操れるようになる薬を手に入れ
さぁ〜て、好き放題やったろか、とかつての先輩の家に向かい、
とりあえず催眠をかけてエッチに突入する。
が、その翌日、事態は急変。
なんと、まったく同じように、薬を手に入れ、同じ家族を狙うライバルが
いる事をメールで知らされる。自分とライバルがそれぞれ、家族を
どの程度洗脳しているかは、常にパラメーターで表示され
同時に薬の残存数も表示されている。
薬が０になるとゲーム終了なので、薬をできるだけ温存しつつ、ライバル
よりも早く家族３人を肉奴隷へと洗脳する必要がある。
選択肢による駆け引きや、シナリオの厚みなどCGの枚数の割に
かなり楽しめる作りになっている。
ライバルの存在があるおかげで、展開に緩急ができ、ダラダラプレイしてる
感じがなく、また勝ち取った奴隷だけに有り難みもわくと、巧い作りのゲームになっている。
相手を催眠状態に入らせる時の言葉を自分で作成する事ができるなど、
変なとこに凝っているのも好感が持てるし、キャラもそれぞれ魅力的で良い感じ。
強いて、気になるとこを上げると、オッパイの造形なんだが、
３人をそれぞれ、巨乳、普通、貧乳と見た目的には分けているはずなのに、
ぶっちゃけ、その差が見た目にはあまり出ない、なんか塗り方に問題があるのか
くびれ感や、肉の付き方の表現がいまいちで、ボリュームが感じられないのが
難点。原画は、結構好きな絵だけに、肉感が薄いのは残念です。
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操心術 〜P.S.@4〜(
