俺達は退屈な日常がいつまでも続かないことを願いながら、日常をむさぼっていた。
退屈な授業、休み時間の談話、その1つ1つが当たり前だと思っていた。
しかし、不意に起きた地震がその当たり前を破壊した。
ありふれた学園の風景。しかしそこには俺達しかいなかった。
外に出ることもできない、助けを呼ぶにも通信手段がない、閉鎖された学園。
それぞれがそれぞれの思惑の中で、脱出への突破口を探し始めた。
しかし、それをあざ笑うかのように起きる行方不明事件。
そして見つかった女性達はすべて凌辱された姿で発見される。さらに数少ない食料をめぐる対立。
非日常の中での非日常は次第に俺達の正気を蝕んでいく。
疑心がさらなる対立をうみ、対立はやがて狩りとなって更なる凌辱劇へと連鎖していく。
閉鎖された学園で俺達のたどる運命は……。
|
|