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《ヒロインたち》
天野美朱(あまの みあか)
突然、主人公の前に現れた謎の少女。
恣意的な言葉で主人公を惑わす。いつも小悪魔的な笑みを浮かべているが、どこか儚げでさびしい雰囲気が漂う。
かずと君と主人公を呼ぶときの声と表情が何かぐっと来る。
藍川沙雪(あいかわ さゆき)
主人公の後輩で、オカルト研究会に所属している。
極度の恥ずかしがりやで、いつも俯いており言葉数も少ない。
特に主人公を極度に避けている。
主人公に小さくて可愛い。思わず守ってあげたくなるキャラ。どういった表情をすればいいか分からず、
アセアセするところが何とも言えん(・∀・)
諏訪静香(すわ しずか)
主人公のクラスメイトで、オカルト研究部に所属している。
自分にも周りにも厳しい性格で冷静沈着。遠慮なく正論を言うので、周りから浮いている。
実家が神社ということもあり、しばしば巫女装束をまとって手伝っている。
突っ張って生きているが、一度心を許した相手には…ムフ
貝塚信乃(かいづか しなの)
主人公たちの学園に臨時で赴任してきた教師。
赴任してきた理由が、そもそもオカルト研究部の顧問だったことなどもあり、後釜として担当することになる。
美人で優しいお姉さんという感じ。おっとりしていつも笑顔を絶やさない。
生徒の悩みには親身になってくれるが、どこかズれていて空回りしている。
しかし、まあ…あの巨乳はスゲーナ。
《感想》
何となく絵柄とかオカズになりそうで気に入っていたので購入。
今まで絵買いしたゲームで、失敗したことは数知れず。
Basesonのゲームは初購入で、かなり勇気が必要でした。
しかし、後々調べて見ると、Basesonが、私のお気にのブランド「Liquid」
と同系列・タクティクスのゲームだと知り、エロに関しては問題ないなと、妙に納得したりして(笑)
原画担当は片桐雛太さんと日陰影次さん。
姉系キャラはエロく。妹系はカワイく。書き分けが非常によくできてます。
照れて顔を赤らめてる表情なんか、思わず抱きしめたくなってしまうほど。
貝塚先生の胸の量感なんかすげえよなぁ…というかもはや反則(´Д`;)ハァハァ
オカズ専用ではないので、ヌきどころを探すのがやや難しいですが、
絵も含めテキストなどHシーンに関してはクオリティーは高いです。
CGは肌の質感が良く出ていて肉感的。塗りは全体的に暗め、
というか、よくよく見てみると、ほとんど夜か夕方以降のシチュエーションなので、暗いのは当たり前か(笑)
んでもって、レッツプレイング。
都市伝説ファンタジーノベルと銘打っているものの、所詮エロゲだしw
(シナリオは)どれくらいのクオリティーを出してくれているのだろうか?
都市伝説という背景を利用したエロなのか、ストーリーを軸にエロシーンが派生するのか…。
一般的には後者がいわゆる良質と呼ばれるゲームですが、
前者でも一向に構わないというか、むしろその方が嬉しくもある(謎)
物語は、主人公が不思議な夢を見るところから始まります。
最初は小さな違和感ぐらいにしか思っていなかったのが、
体験が連続することにより、自分の身に、何かが起こっていると実感するようになります。
SFやオカルト関係のストーリーは、論理的に説明できないので、
現象が発生したという事実を突きつけ、理論を当てはめることでしか成り立ちません。
このゲームもそういった手法を用いていますが、最初は夢や見間違いといったような、
軽い部分から、徐々に非論理的な世界に移行していきます。
違和感を懐疑的に思うところから始まり、根拠がないと否定しながらも可能性について模索、
決定的な事象で現実に起こったことだと認識する(認識せざるをえなくなる)
こういった展開を踏んでいるので、プレイヤーに無理矢理、世界観を押し付ける乱暴さはないです。
その点では気を遣っているように感じました。
さて、その中でのヒロインたちとのやりとりですが、
基本的に主人公がヒロインの心の傷を癒してあげるというのがメインテーマ。
不可思議な現象に巻き込まれる中で、主人公はヒロインの心の傷を断片的に目にすることになります。
それを解決してあげ、最終的に結ばれるというのが物語の全体的な流れです。
選択肢によって、どのヒロインが対象となるか分岐します。
…ツレテク、ツレテク、ツレテク、ツレテク、ツレテク、ツレテレ、ツレテレ、
ツレテレ、ツンテレ、ツンテレ、ツンデレ、ツンデレ、ツンデレキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! (笑)
はっ!? すいません取り乱してしまいました…;
ストーリーはヒロインの中で、ツンデレな静香がオススメです^^
普段の取り付く島のない態度が一変、一度心を許すと甘甘なひとときを過ごすこと受けあい。
スタイルもいいし…(以下略w)
一人のキャラをクリアしても、全ての謎は解けません。
各シナリオをクリアしながら、少しずつストーリーの全貌に迫っていきます。
静香⇒沙雪⇒先生⇒美朱⇒??
この順番がいいと思います。ちなみに美朱と??は、前のキャラをクリアしないと分岐できないようになってます。
人物の心理描写は良かったですが、残念なことにストーリーの尺が短い(・ω・)
10日間で完結というのは、さすがに短いと感じました。
しかもテーマが浮上し、登場人物たちが能動的に行動するのは実質4日以内。
必ずしも長ければいいというわけではありませんが、ヒロインたちの悩みを解決し、
不可思議な現象について、結論を見出すのには厳しい期間かなと思います。
期間というよりボリュームと言ったほうが正しい表現でしょうか。
例えば、事件発生⇒ヒントを探しながら推理⇒事件解決 というストーリーの流れがあるとします。
「ヒントを探しながら推理」は、肝であり、物語を展開、収束させていく上で重視する部分ですが、
ここが簡略化してしまっているので、前半の伏線が活かせないまま、中途半端に終わっている印象を受けます。
ゲーム冒頭は、現実から非現実世界への移行で、せっかく丁寧にプレイヤーを導いていたのですが、
非現実から現実世界に戻る段階で、バタバタと説明不足のままエンディングになってしまっているのが残念でした。
ストーリーを立てようという、シナリオライターの心意気は良しとしますが、
最後に煮え切らない終わり方は、やはり力量不足の感は否めません。
力量を見極めた上で、辻褄が合わず破綻してしまわないよう、
敢えて短くしたというなら、ある意味英断ですが、前半が良かっただけに、尚更、残念に思いました。
クリアすると見ることができる、エピローグとおまけシナリオは実際、本当に破綻しています。
まあ、おまけ的な要素があるので、評価する部分には当てはまらないかもしれませんが。
どんな具合かは、実際プレイして確かめてください。
《ゲームデータ》
ゲームタイプ:ウィンドウ型アドベンチャーゲーム、選択肢あり、マルチエンディング
テキスト機能:既読スキップ、バックログ、音声再生(※)、オートプレイ
セーブ機能:セーブ数60(サムネイル付)
おまけ:CGモード、回想モード、音楽鑑賞、エピローグ、おまけシナリオ
ディスクレスプレイ:不可
Hシーン数:15
処女率:4/5(隠しキャラ含む)
Hプレイ:オーソドックス、凌辱
※バックログ時の音声再生不可
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