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  投稿エロゲー感想者*螺旋気流

 アルルゥとあそぼ!(Leaf/2004-04-28)中古ショップ参考

 エロゲーのジャンル ファンディスク  DVD枚数  枚組
 エロゲー感想者の満足度
 CGのおおかな枚数  50枚(差し分含まず)
 夜のオカズ度
 エッチCGの割合  20%くらい
 エロゲーの属性
 (属性の説明)
その他  音声の有無  一部あり
 動画の有無  なし

  ■■■簡単な紹介■■■

あらすじ

ファンディスク
  ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

究極のファンディスクというものは、究極に面白いゲームではない。

 その前提の元にハッキリと断言すると、このゲームはLeafの作品である
『うたわれるもの』と『Routes』の作品をプレイしていることが、
楽しむための最低限の上限になります。
 どっちも名作なので、これをプレイするために買ってみるのもよいのでは
ないかと思ったり思わなかったり。

 または、この2作品のどっちかを溺愛せんばかりに愛している方ならば、
気合いでこのゲームを心底楽しむことが可能となりますが、それはなかなか
困難な道になるでしょう。

 かく言う私は、このゲームの登場作品のうち『うたわれるもの』しかプレイ
してなかったりします。
 なのでほとんどネタが分かりません!辛すぎます!!

 しかし、アルルゥが!! アルルゥが「お父さん〜」と呼んでくれるだけで
このゲームを十二分に楽しんだ挙げ句私の満足度はウナギ上がりの高騰を続け、
心底から「買って良かった」と満面の笑顔で語らせてくれるのですッ!!
 しかも、ゲームを起動するたびにアルルゥ達がいろんな会話でプレイヤーを
楽しませてくれます!!

 黙々とミニゲームをすることも無くゲーム終了とゲーム起動を繰り返し、
色んな会話を見ただけで、私は満足しました。
 この先なにがあってもオッケーですッッ!!

 つまりは、ファンディスクの楽しみ方とはこういうものなのです!
 分かったら、ファンディスクのゲーム性についてガタガタ抜かすんじゃねぇ!

(レビュー完)

 ………はぁはぁ、ちょっとヒートアップしすぎました。
 ごめんなさい。

 とりあえず、ゲーム自体の内容のレビューをば。



ウィツァルネミテア戦記

 このファンデイスクの本体その1です。
 元ネタは『うたわれるもの』で、2プレイ可能なアーケードゲーム風の
アクションゲームになります。
 古い人には【ゴールデンアックス】、新しい人にはカプコンの【D&D】とか
みたいな感じのアクションと言えば分かるでしょうか。

 内容は『うたわれるもの』をそのままアクションゲームにしたものなので、
やってない人にとっては超絶ネタバレです。
 まぁ、どうせステージ間のストーリーなんて誰も読まないので関係ないですが。
 思う存分に群がるザコを、でっかい刀や爪の一撃で薙ぎ倒すのはなかなか爽快で、
ミニゲームの一つとしてはかなりよく出来てます。

 ステージボスの所でキャラの捕まっている檻を壊すなどすると、使えるキャラが
増えていく、などの要素もあるので、なかなかやり込みがいもあります。



りーぽん

 このファンディスクの本体その2です。
 ドンジャラです。ポンが無いので、ひたすら黙々と役を揃えてリーチするだけの
地味なゲームになります。
 一応卑怯技もあるので、地味にプレイしてればちゃんと勝てる難易度に収まって
いるのはファンディスクとして好感度が高いです。

 さて、当然ですが、このミニゲームは脱衣ドンジャラですッ!!

 お楽しみの元ネタ作品ですが、『こみっくパーティー』『うたわれるもの』
『天使のいない12月』の3作品から二人づつの登場になります!

 ……って『まじかるアンティーク』と『Routes』のキャラは?

 画面の端っこまでマウスを持っていったりもしましたが、やっぱりキャラは
増えませんでした。
 何故かいわれのない迫害を受ける『Routes』ファン。
 『まじかるアンティーク』から〜って説明なのに、何故かエントリーされている
『こみっくパーティー』キャラが謎です。
 『まじかるアンティーク』や『Routes』キャラの脱衣を見たかった
私としては、この登板は納得のいかないところです。とか野球の解説風に。

 というか『誰彼〜たそがれ』のキャラはスルーで。

 ちなみに、りーぽんではキャラは脱ぐだけです。
 その後には何もありません。脱ぐことにのみ意義があるのです!
 なにより、このゲームはLeafオフィシャルで唯一アルルゥを脱がせて
神の裸身を覗くことができるという貴重な存在ッ!!
 それだけで、全てのアルルゥファンは等しくこのゲームを買う義務を
背負ったと言っても過言ではありません。



『Routss』おまけシナリオ

 言わずもがな、『Routes』の追加シナリオです。
 はっきり言って、『Routes』をプレイしていない人には無意味です。
 しかし『Routes』をクリアした人にとっては神のゲームです。

 特に、キャラ同時攻略してるかのごとき雰囲気は、素晴らしく、むしろ
このおまけシナリオが本体で、『Routes』本編はここに到るまでの
苦行だったのでは?というほど。
 ………言い過ぎました。ごめんなさい。
 でも、ヒロインと思うままにイチャイチャするシチュエーションが
好きな人は是非プレイしてもらいたいです。

 白状すると、私はこのゲーム遊んですぐ『Routes』を衝動的に
買ってしまいました。
 だってヒロインが可愛いんだもんよー。萌えー。短いけどね!!

 でもエロはありません。残念。



リーフの塔

 歴代作品のキャラが集結して塔を攻略するRPG!

 ……と聞いて期待してたら、なんとこのゲーム、塔を一階登るたびに戦闘が
あるだけで、ダンジョン探索なんて存在しません。
 それどころか、戦闘するたびに全員が1レベルアップします。
 そして次の階では敵のレベルが1上がっています。

 つまりはレベル上げという概念そのものがあるわけでもなく、だからと言って
戦闘はぼーっとしてるだけで勝てるイージーな難易度なわけで……。

 最終的に、このゲームがなんなのかというと、最終的に

“歴代リーフのキャラが世界観無視して繰り広げるコントを見るゲーム”

 ………という、奇怪なモノになっています。

 でもまぁ、そう割り切ると、クセのあるキャラの多いリーフキャラ同士の
コントはなかなか見ていて楽しいですし、暇つぶしには良いかも。
 決してRPGをやるつもりでプレイしてはいけません。

 でもあんまり面白くないので本体とは呼べなかったり。



グェンディーナの魔女

 『まじかるアンティーク』が元ネタのSLGのようなものです。

 なんかこう、鬼難しいです。
 説明書をじっくり読んで、なにをどうやったらどうなるゲームなのかを
しっかりと理解した上で遊ばないと、まるで意味分かりません。

 “遊びにくいけど操作を覚えると達成感があるゲーム”です。

 ぶっちゃけ、私は最初の起動でザコ敵に黙々と反撃も出来ないまま
ボコられて死亡し、このゲームのプレイを挫折しました。

 じっくりとゲームを楽しみたい人にはオススメかもしれません。
 『まじかるアンティーク』をやった事のある人ならば、愛らしいキャラに
広い心を持ってプレイしてみましょう!

 ……いや、私は無理でしたけど(オイ。



壁紙とか

 普通です。ちょっとえっちぃのもあります。
 壁紙のメニューがランダムで出てくるのはちょっと面白いかも。



  ■■■まとめ&投稿人への投票■■■

まとめ

いいファンデイスクは、元ネタのゲームをした人が楽しめるゲームです。

 そういう意味では、このゲームは合格点といって間違いありません。
 えっちぃ要素が無いのは残念ですが、元ネタのゲームもそういうものばかり
でしたから、そうなるのも仕方ないのではないかと思います。

 ゲーム自体の浅さも、値段を考えれば当然と言えます。

 とはいえ、元ネタのゲームを一本でもやっているのならば、一つ気軽に
買ってみてはどうでしょうか?
 『楽しませる方向』がはっきりしているだけ、ファンディスクというのは、
成功と失敗がハッキリしています。
 安上がりにしすぎて失敗してしまっている駄ファンデイスクと比べれば、
確実にこのゲームはしっかりと作ってある◎ファンディスクです。

 そして、このゲームの元ネタを一本もやってない人は……。
 本体持って無くてファンディスクだけ買う人なんて聞いたことありませんし、
これからもそんな不幸な人が生まれないことを切に願います。

 それでももしうっかり買っちゃった人がいたら、観念して『うたわれるもの』
をセットで買いましょう!


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