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  投稿エロゲー感想者*アリスとテレス

 FOLKLORE JAM(HERMIT/2003-10-24)中古ショップ参考

 エロゲーのジャンル ADV  CD枚数  枚組
 エロゲー感想者の満足度
 CGのおおかな枚数  79枚(差し分含まず)
 夜のオカズ度
 エッチCGの割合  50%くらい
 エロゲーの属性
 (属性の説明)
お見事その他  音声の有無  あり
 動画の有無  なし

  ■■■簡単な紹介■■■

あらすじ

ある日、学園掲示板に登場した、この『あからさまに怪しい』募集広告。
これは、学園一有名な学園一の変わり者が、唐突に始めた酔狂。

九分九厘の学生たちは、足を止め、しばらく見入った後、
顔色だけを青くして、何事もなかったかのように早足で歩き去って行く。

「面白そう〜…うん、わたしの初めての部活動はこれにしようっと」
「オカルトに興味ないけど…好き放題やれそうだし」
「あ、あいつ…この期に及んで一体何考えてやがる?」

これが、残り一厘の、変わり者たちの反応。

変わり者と変わり者たちが出会ってしまえば、そこには激しい化学反応。
暑い夏を涼しくするはずが、実は全てをひっくり返す最悪の組み合わせ。

俺たちとって、一生忘れられないくらいに”熱い”夏が、始まった。

  ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

というわけで、

 ままらぶのレビューを書いてから約一ヶ月、買ってきましたFOLKLORE JAM。
 無い無いと思っていましたが、探せばあるもんです。
 ままらぶをプレイ以来、FOLKLORE JAMをプレイしたい衝動に悶々としていたせいか、
中古屋で見つけた瞬間、値札も見ずにお持ち帰りしました
(↑改めて見れば、1年前の作品にしては高かった……)。

  と、前振りはこれくらいにして、キャラ紹介



●百瀬 裕一
 本編主人公。
 普段頼りなくいざというときにしか役に立たないエロゲー的主人公の王道を行く男。
 個性が暴走しているオカルト研究会メンバーのストッパー的な存在……のはずが、
維月との関係に裏打ちされた生来の押しの弱さで、結局みんなに引っ張り回されている。
 何だかんだとヒロイン達に守られっぱなしだが、最期はカッコよくキめてくれる。
 秘密を持った主人公ってのはやっぱこうでなくっちゃ。


●八乙女 維月(cv本条 真琴)
 身長も態度もデカいオカルト研究会の部長。
 裕一の一つ年上の幼馴染みにして、彼をオカルト研究会に引きずり込んだ張本人。
 3年の夏になってオカ研を発足してみたり模試全部A判定だったり改造エアガンぶっ放したり……全ての行動が非常識。
 普段は裕一を下僕扱いして引っ張り回しているが、その行動の全ては彼を想ってのこと。
 尊大な態度の節々に裕一への想いが秘められている。


●木乃内 ひなた(cv茶谷 やすら)
 学園最強な後輩でオカ研部員。
 学園の格闘系部活を全て制覇し、街の不良達にも恐れられているが、本人に悪気がないからタチが悪い。
 孤高の格闘家だが、その実、誰よりも独りぼっちを恐がっている。
 そのへんの弱さを裕一に見せてからの微妙な懐き具合が好感度高し。
 道場破り八段は伊達じゃないっ。

 
●神応寺 古都(cv乃田 あす実)
 お嬢様なクラスメートでオカ研部員。
 幽霊と交感する能力を持つオカ研のホープのはずが
、裕一以外には知られていない(←隠しているわけでもないのに)。
 維月やひなたはともかく、彼女の私服は違和感バリバリ(←お嬢様チックな私服でも困るけどさ…)。
 幽霊の人生相談に乗ったり、どんな危機に陥ってもマイペースを崩さないポジティブシンキング。
 同棲しちゃうあたり、一番ラブラブしてます。

 
●水篠 碧衣(cv青山 ゆかり)
 執行委員会会長な先輩。
 三つ編み眼鏡と委員長の鑑みたいな御方。
 維月とは犬と猿、コブラとマングースのように激しく対立する強敵と書いて「とも」と読む間柄。
 ヒロインの中で一番普通の恋愛しているかな。
マイベストキャラ。


●若色 遥香(cv一色 ヒカル)
 保険教諭なオカ研顧問。
 保健室の先生のご多分に漏れず、前に主人公と色々しちゃったらしい。


●茂蔵
 維月と裕一が子供の頃に通っていた駄菓子屋のじいさん。
 裏社会に独自のコネクションを持ち、人知れず悪と戦う漢と書いておとこ。
 

●神谷刑事
 部下のヤスと共に、オカ研が引き起こすトラブルに駆り出される苦労の人。
 オカルト刑事ってカッコいいですか?


●メイド隊
 神応寺家に仕えるメイド三人衆。
 古都のお世話から三段オチ、果ては裏仕事まで今日もメイドさん達は大忙し。
 何気にひなたより強いし。


●エリオット
 メイド隊を率い、裏表関わらず神応寺家に仕えるジェントルマン。
 来須川先輩んとこのセバスチャンと並ぶカッコいい執事。


●サヤ&マヤ(cvまき いずみ)
 謎の双子。
 物語の根幹に位置するキーパーソン。
 この双子を語ろうとすると直ネタバレにつながるので、多くは語れません。
 ただ一つ言えることは、やっちゃっていいんでしょうか……? てこと。



システム
 
 ディスクレス起動可。
 オーソドックスな選択式のアドベンチャー。
 維月・ひなた・古都・碧衣にEDがあり、全キャラクリア後トゥルーシナリオが解禁。
 主人公以外フルボイス。
 設定は一通り揃っています。
 おまけはCG鑑賞・Hシーン鑑賞。
 特典でサントラがついているからなのか、BGM鑑賞はありません
(↑そういう問題じゃないと思うんだけどなぁ。あった方が便利だし)。



ゲームスタート

 物語はサヤの歌う童歌から始まります。
 怪談の語りを思わせるモノローグ、ザッピングを使用した登場人物達の紹介と、プロローグからしてノリノリです。
 構成は全6話で第5話までが共通ルート、第6話で個別ルートに移行します。
 各話ごとにOPとEDが入ります(←ままらぶでもやっていた辺り、HERMITのお約束なんでしょう)。
 あ、欠点が一つ。

 各話の中盤で発生する情報収集という名の場所移動。
 初回プレイでこそ、そこはかとなく意味ありげなような気もしなくもないものの、2回目からは完全な作業に。
 ぶっちゃけめんどっちぃです。
 ジャンル的にはオカルトですが、ホラーではありません。
 実はミステリーっていうのが一番しっくりくるかも。
 廃病院に忍び込んで強盗と鉢合わせたり、幽霊トンネルでは謎の集団に襲われたり、
ついには街を支配する巨悪との対決と、物語のスケールはどんどん広がっていくというのに、
オカ研メンバー達はあくまでもゴーイングマイウェイ。

 なんてゆーか、夏休みの合宿で肝試しをするノリで物語は進んでいきます。
 序盤から謎や伏線がわんさか出てきて、個別ルートに入ると情報量が倍化、
混乱しつつもシナリオの勢いにマウスをクリックする指が止まりません。
 で、スタッフロール。
 あれ? いつどこで誰が何をどのようにして何故こうなったんだっけ?
 かなりの疑問が未解決のまま残ります。
 これらの疑問はトゥルールートで解決されるため、それまではお預け。
 そんなこんなで他のキャラを攻略していると、トゥルーに辿り着く頃には
最初の頃の謎やら伏線をすっかり忘れている始末……。
 そうならないために、コンプリートした上でのオススメ攻略順をば一つ。
 
 古都&碧衣(物語の大まかな謎を提示)→ひなた(ヒントの提示)
 →維月(一応の回答、しかし未解決部分アリ)→トゥルー(大団円)
 
 個人的なオススメシナリオはひなた。
 何がいいって、裕一カッコよすぎ。
 シナリオの複雑さでは全個別ルート中最高ですが、ひなたの弱さと強さ、過去と現在を繋ぐ宿命、
裕一に託された使命と、燃える展開盛り沢山でした。


 


 各キャラ大体2回ずつ。
 1回目が初めてで、2回目でもうはっちゃけてます。
 まぁ、2回だし、純愛モノではお約束ですね。
 主人公が割と経験豊富だったりするので、主人公リードで進みます。
 内容は、えーっと……、正直あんま覚えてません。
 いや、内容が薄かったとかエロくなかったとかそういうんじゃなくて……。
 あぁ、言いづらいなぁ……。
 でも言わないと気が済まないし……。
 ふぅ。
 えっと、つまりですね、
          双子ヤバすぎ!!
 ということなんですよ。
 2人して襲ってくるしお兄ちゃんとか呼ぶしcvまきいずみだし丼だし……で、もー悶絶もんです。
 プレイ中、おるすばんとかおいしゃさんとかABCとか……色んなのがフラッシュバックしてきて、
某都庁のエライだけの人達の視線がそこはかとなく怖かったです。



  ■■■まとめ&投稿人への投票■■■

まとめ

えーっと、これ書いている最中に知ったんですが、廉価版が出るらしいです。
 別に買ったことを後悔はしていませんよ? 期待通りだったし。
 ただいじけているだけです(←俺の○千円〜)。
 ラノベのミステリーが好きな人は買って損はないでしょう。
 エロゲーに萌えだけでなく燃えを求める人は是非!!


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