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 はじめに
２００２年６月２８日発売の、ちょっぴり？古いＨゲームです。
少し前に、割と好みの絵だったので購入した お願いお星様 が結構面白かったので、
値段が安かった事もあり購入してみました。
※．ロットアップしているみたいなので、新品の購入は難しいと思います。
キャラクター＆ＣＶ
上坂優太（かみさかゆうた） 名前変更不可 ＣＶ：無し
獣の神：桜姫のパートナーに選ばれる男の子。
ちょっと頼りないところもあるけれど、優しくて包容力のある、お人好しな主人公。
ストーリーが進むにつれて、少しづつ成長していく姿は好感が持てます。
桜姫（おうき） ＣＶ：日向裕羅
本作のメインヒロインで、獣の神代表の虎娘。
わがままで…意地っ張りで…素直じゃなくて…ちょっぴり生意気。
でも、どんな事にも一生懸命な優しい女の子です。
特徴的な髪型と、虎耳・犬歯・しっぽがキュートな女の子。
御翼（みつば） ＣＶ：天馬和音
鳥の神代表の鳥娘。
何時でも何処でも元気全開のボーイッシュな女の子。
能天気っぽい感じに見えますが、本当は思いやりのある寂しがり屋な女の子です。
荻嶋歌世（おぎしまかよ） ＣＶ：松本あゆな
鳥の神：御翼のパートナー。
四方山温泉街を取り仕切る、荻島グループのお嬢様。
でも、定番のお嬢様キャラとは違い、ボケる事に全力を注ぐ眼鏡っ子。
天邪鬼な立ち振る舞いをして、本当の自分を素直に出せない不器用な女の子です
静波（しずな）ＣＶ：木葉楓
龍の神代表の龍娘。
神様なのに、パートナー（夏葉）の事を尊敬しています。。
普段は凛とした態度をとっていますが、パニックに陥ると可愛い仕草を見せます。
恥かしがり屋で、思った事をなかなか口に出せない大和撫子風の女の子。
日乃宮夏葉（ひのみやなつは） ＣＶ：みなみ
龍の神：静波のパートナー。
笑顔が可愛いショートカットの爽やかボーイッシュ娘。
世話好きで、自分の事よりも人の事を大事にする、とっても良い子です。
蕨紀子（わらびのりこ） ＣＶ：木葉楓
桜姫にゲロマブ（激萌え）なツインテール娘。
ハイテンションで、どんな話題にも食いついてくる芸能レポーターのような女の子。
早口でまくしたてる口調が特徴的です。
静波と同じ声優の人がＣＶ担当ですが、キャラの違いにビックリです。
武藤睦美（むとうむつみ） ＣＶ：天馬和音
冷静沈着で、どこか冷めた雰囲気を漂わせる黒縁眼鏡っ娘。
紀子のツッコミ役担当でもあります。
御葉と同じ声優の人がＣＶ担当ですが、こちらもキャラの違いにビックリです。
メインの登場人物は上記の通りです。
この他にも、特徴的で魅力ある脇役達が多数登場しています。
ＣＶの方は、皆さん上手です。
声優の名前とかはあまり詳しくないのですが、違和感無く普通に聴く事が出来ました。
特に、桜姫と夏葉の声はかなり良かったです。
絵
原画は、たけやまさみさん。
購入した動機の半分が原画目的だったので、個人的には満足しています。
立ち絵の変化も豊富ですし、ヒロインの衣装が特徴的で可愛いのも良いですね。
ただ、ＯＰアニメや説明書でＣＧを出しすぎている所為もあるのでしょうが、
ＣＧが６７枚ってのは少なすぎます！！
ＨなＣＧの割合も少ないので、その辺はモノスゴク不満です。
絵も塗りも綺麗なのですが、ＣＧの枚数をもっと増やしてくれないと話になりません。
メインＣＧ以外に、ゲームの雰囲気を盛り上げてくれるＳＤＣＧが３０枚位あるのですが、
（ＳＤＣＧの回想が無いので、正確な数字は分かりません。）
ＳＤＣＧの数を減らしてでも、ちゃんとしたＨなＣＧの数を増やして欲しかったです。
ストーリー
最初に、【コメディタッチＡＶＧ＋お手軽ＳＬＧ】という珍しいジャンルのＨゲームです。
ゲーム期間は、７/２４〜８/２５迄の約１ヶ月。
おおまかなストーリーの流れは下記の通りです。
①．親切丁寧なプロローグで、キャラクター紹介とＳＬＧ部分を説明。
②．序盤の行動選択（ＭＡＰ上のアイコンをクリック）で、各ヒロイン別のストーリーに分岐。
③．中盤はドタバタコメディを楽しみつつ、ＳＬＧでライバル達との駈け引きを楽しむ。
④．後半は、ドタバタコメディを盛り込みつつ、一転してシリアスなストーリーに突入。
⑤．ヒロイン別のエンドをクリアした後に、おまけシナリオ（個人的にはメインだと思う。）があって、
ストーリーの全容が明らかになる…。
といった感じです。
シナリオの方は意外性もあって、うまくまとまっていますね。
ただ、②に書いているように、ヒロイン別分岐が序盤にあるので、繰り返しプレイが必要です。
好みにもよると思いますが、ＳＬＧはお手軽でサクサク進むので、作業的には感じません。
なので、繰り返しプレイはそれ程苦痛に感じないと思います。
コメディ部分なのですが、このゲームの売りでもあるので結構楽しめると思います。
ワンパターンで勢いだけのネタが多めなのと、好みを選ぶマイナーなネタもありますが、
普通に楽しめると思います。
続けてＳＬＧ部分について書きます。
上記に書いている通り、本当にお手軽です。
８マスのマップ上で陣取り合戦＆戦闘をして自分の領土を増やし、
同時に敵の撃退数を増やしていくタイプです。
ただ、多少運任せな所があるのと、序盤の弱すぎる主人公設定にはイライラするかもしれません。
でも、全体的にバランスは良くて、ＳＬＧが苦手な人でもソコソコ楽しめると思います。
音楽
ボーカル入りのＯＰ曲とＥＤ曲を含めて、全部で２３曲収録されています。
ＯＰ曲はアップテンポで楽しい雰囲気、ＥＤ曲は爽やかにゲームを締めていますね。
ゲーム中で使われている音楽も、全体的に良い感じです。
特に良い曲だと感じたのは…
颯爽少女：日乃宮夏葉のテーマ曲で、キャラクターのイメージにピッタリ合っています。
黒払い：ＳＬＧ操作画面で流れる、祭を感じさせる曲。このゲームを象徴した感じの曲です。
瞳の奥の炎：ボスキャラとの戦闘時に流れる、カッコ良い感じの曲。
…ってなところです。
尚、たまたま初回版を購入したのですが、初回限定はサウンドトラックＣＤがついてます。
システム
古いゲームですが、システム周りは充実していて、とても使い易いですね。
環境設定や、おまけモードの画面表示が丁寧に作られているのも好印象です。
ＳＬＧパートの説明がゲーム中にあるあたりも、かなりの親切設計だなぁと感じました。
あと、スキップモードが高速だった事と、ディスクレスプレイ出来たのは特に好印象です。
ただ、不具合があるので、メーカーＨＰで修正プログラムのＤＬが必要なのはマイナスです。
Ｈ
結果から書くと、全然駄目ですね。
ゲームクリア前におまけモードを確認出来たので、シーン回想をチェック。
なんと！！Ｈの回想枠が７個しかありません。
何かの勘違いだと思い、次ページアイコンを画面の隅々まで調べてみたのですが…
結局、次ページはありませんでした…ガックリ。
純愛系のＨゲームじゃ無いと思うので、何とかして欲しいです。
回数が少ないならせめてＨの質で勝負！！と思いましたが、駄目です…。
Ｈの内容も、女の子が不慣れ（処女）設定で、ソフトな描写ばかりで、濃いＨはありません。
一番Ｈに感じたのが、プロローグの桜姫との出会い頭事故っぽいＨなのは寂しい限りです。
あと、魅力的なサブキャラクターとのＨが無いのもマイナスです。
せめて、ちゃんとしたＨシーン以外の、ハプニングっぽいＨシーンも回想に加えて欲しかったです。
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