管理人のツイッター
総合入り口へ戻る
分館(・雑記・リンク等)へ
投稿エロゲー感想者*
バーチャット
木漏れ日の並木道(
F&C
/2003-01-24)
エロゲーのジャンル
純愛ADV
CD枚数
3
枚組
エロゲー感想者の満足度
7
点
CGのおおかな枚数
115
枚(差し分含まず)
夜のオカズ度
3
点
エッチCGの割合
30
%くらい
エロゲーの属性
(
属性の説明
)
音声の有無
あり
動画の有無
なし
■■■簡単な紹介■■■
あらすじ
「中里光一は大学入学と同時に知り合った女性、綾瀬未来と恋に落ち結婚、
2人の愛の結晶でもある愛娘さくらも生まれ幸せの中にあるはずだった。
だが、生まれつき身体の弱い未来は、そんな2人を残して他界してしまう。
それから数年の月日が流れるがいまだに亡き妻、未来を思い続ける光一、
どんなに切望しようとも愛する人の温もりを感じることは出来ないのに、
彼の心の中にはどこか満たされることのない空白が存在し続けていた。
永遠の愛は存在するのだろうか?
だとしたら、置いていかれた者の想いはどうすればいいのだろう?
愛する人の幻影を永遠に追い求め続けなければいけないのか?
そんな形ない答えを光一を取り巻く人々の優しさが、想いが探し出してくれる、
そんな心温まる物語。
■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■
《簡単な紹介》
永遠の愛は存在するのだろうか?
だとしたら、置いていかれた者の想いはどうすればいいのだろう?
愛する妻に先立たれ苦悩する、医師を目指す医学生の主人公・光一と彼を取り巻く人々の心温まるハートフルストーリー。
ってゆーか女の子に囲まれて不自由なく生活できるなんて、うらやましすぎる;
《主要人物》
雪桜姫乃(ゆきざくら ひめの)
光一とは幼なじみで、姫乃にとって光一は初恋の相手。
保育資格を取るため一人暮らしをしていたが、卒業と同時に地元の保育園に就職が決定し帰ってくることに。
ドジっ子キャラだが接していると癒される。思わず守ってあげたくなる。
綾瀬紫苑(あやせ しおん)
主人公の妻(未来)の二つ年下の妹。
気が強くてハッキリした口調で物事を述べる。
未来をとられた!という意識があるのか、主人公に対しては憎まれ口を叩く。
表面的な性格と裏腹に非常に一途で健気。一番お気に入りのキャラ。Hも…(以下略
雪桜伊吹(ゆきざくら いぶき)
姫乃の母親であり、アパート「すめらぎ」の大家さん。
15年前に旦那を事故で失い、21歳で未亡人に。
気丈に振舞っているのか元々なのか、エロトークばっか(ぉ
娘をネタにしてよくからかう、ツッコミが容赦なくて面白い。
真崎楓(まさき かえで
主人公と同じ大学に通う後輩で、看護学科に通う1年生。
自分を出そうとはしない内気な女の子。本当は絵本作家になって子供達を楽しませたいと思っている。
世間知らずのお嬢様な割に、美味しいたこ焼き屋に関して以上に詳しい。寝顔がCute!
雪桜紅葉(ゆきざくら もみじ)
姫乃の妹で、伊吹の娘の一人。バスケ部のキャプテンをしている。
主人公とは昔馴染みで、以降「お兄ちゃん」と慕っている。
発展途上であどけなさが抜けない少女だが、それもまた(・∀・)イイ!
中里未来(なかざと みらい)
主人公の亡妻。
生まれつき体が弱く、さくらを産んで1年後に他界。
中里さくら(なかざと さくら)
主人公と未来の娘。
3歳児で、母親がいないためか、少々ファザコン気味。現在3歳で保育園通いのやんちゃ盛り。
明るく天真爛漫、よく笑い周囲を和ませる力を持っている。
おませさんで将来は男泣かせになることは確実。というか現時点でも破壊力は抜群(?)
※ OHPより一部抜粋
《感想》
▼原画・CG
原画担当は結城みつるさん。
淡く明るい感じが、キャラの可愛さとマッチして非常にいい塩梅です。
1枚絵も人物だけに焦点を当てるのではなく、風景を取り入れた構図にしているので、
映画の1カットを見ているような気分になります。
キャラのほとんどがグラマラスでスタイル抜群。Hシーンに期待が膨らむのですが(Hシーンでは)
男を描いていないので明らかに不自然です。
ヒロインがひとりベットの上で妙なポーズを取っているだけに見えます。
想像だけで補完するのも限界が…(つД`)
が、このゲームでは男が描かれているHシーンもそこそこあるので、
フラストレーションを何とか抑えることができました。
F&Cの作品は押し並べて好みなのですが、そこが気に入らないので買うのを見送ることがしばしば。
何とかならないんでしょうかねぇ…。
▼シナリオ 宮村優
ヒロインはみな主人公に好意を持っており、物分りのいい人なので、やきもきするような展開はありません。
主人公の選択次第というところでしょうか(笑)そこら辺は激しくご都合主義です。
亡妻の面影を引き摺る主人公が、ヒロインの支えによって現実を受け入れ、
前向きに生きていくというのがメインテーマです。
個性的なキャラでジャンルの住み分け(!)ができていて、無茶苦茶な展開もなく、まとまりがあります。
昔馴染みが多い設定なので、キャラ同士が砕けており掛け合いが非常に面白いです。
ただ、主人公がヘタレなので、もう少し漢(おとこ)らしさを見せて欲しかったです(ネタバレ含むので具体的に言及しません)
とにかく娘のさくらちゃんは可愛い!
主人公が溺愛するのも分かるような気がします^^
▼音楽(BGM) DOORS
ゲームの雰囲気に合わせてほのぼのとした曲が多いです。音量も小さく全体的に控えめな印象があります。
主題歌もありますが、取り立てて述べることはないです。
WMA形式で再生するため、何やらドライバをインストールしなければならず、少し気持ちが悪い思いをしました。
▼音楽(CV)
キャラと声が合っていて良いです。声優さんも無難にこなされています。
さくらちゃんの舌足らずな声に、脳が破壊される怖れがあるので十分注意してください(笑)
純愛エロゲには珍しく(?)主人公に声が当てられています。
それ以外は特筆すべき点はありません。
▼ゲームシステム
メッセージウィンドウのテキストを読む、オーソドックスなアドベンチャーゲームです。
選択肢で各ヒロインのストーリーに分岐し、エンディングという流れ。
一部のストーリーを除いて、意中のキャラ寄りの選択をしていけばまず間違いないでしょう。
優しさか軟派のどちらを選べばいいか、悩むところも若干ありますが、難易度は低いです。
オートプレイやバックログ、クイックセーブ、スキップ、音量調整など小回りの利く機能は網羅されています。
フルインストールであればディスクレスプレイも可能です。
おまけはCG、ミュージック、Hリプレイモードに加えてエクストラシナリオやスタッフのコメントが聞けたり、とても充実しています。
▼H
背徳的なシーンも微量に含まれていますが、基本的に純愛路線なので、
ソフトなシーンがほとんどです。
原画・CGでも述べましたが、男を描いてないところは興が冷めます。
個人的にどうしてもそこだけは譲れません(笑)
処女率は攻略可能なヒロイン(4人※)で75%。
シーン数は約20。一人あたりのシーン数は1〜5とヒロインの格によってまちまち。
フェラや一般的な体位など、特筆するシーンはありませんが、
ヒロインたちの大胆かつ健気なエロトークで盛り上がります。
ちなみに背徳シーンは少し後ろめたいだけで、そんなにハードではありません。
※ 4人=姫乃、紫苑、伊吹、楓。さくらは攻略不可。紅葉と未来はHシーンはあるが、
紅葉はエンディング後、後日談としてHリプレイモードで見れるだけ、
未来はサブ(おまけ)シナリオなので除外。他サブキャラ(1人)もカウントしてません。
■■■まとめ&投稿人への投票■■■
さすが老舗メーカーだけあって安定している良質のゲームでした。
純愛嗜好であれば間違いなく買いだと思います。
ただし、安定しているがゆえにマンネリで、サプライズがないというのが難点。
濫立しているタイトルからピックアップするには、少しインパクトに欠ける気がします。
絵柄が好きならば購入を前向きに検討してみてください。
エロゲー感想50音図へ戻る
トップページへもどる