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「とりあえず一言」
・・・ヒロインが喋れないってのは、どうだろう?・・・手抜きか!?
「主な登場キャラクター」
○カイ・・・主人公。特異な生い立ちのため、情緒不安定・無口・無愛想。
極薄の長剣を用いた特殊な剣術を体得しており、通称・銀の毒蛇と呼ばれている。
○マリィ・・・ヒロイン。過去に精神的ショックを受け、話す事が出来なくなっている。体型はロリ。
○カティ・・・帝都から派遣された密偵。単純明快な性格であるが、腕前はかなりのもの。体型はロリ。
○多頭蛇・・・殺し屋専門の殺し屋でマリィを追っている刺客の一人。
その技を見たものは生きてはいないと言われるほど有名な殺し屋。
○吸血伯爵・・・舞台となる地域を裏で治めている領主。悪魔のような所業を繰り返しており、マリィの父親でもある。
「シナリオ概要」
漫画で例えるなら、”ベルセルク”のような世界観で、中世を舞台にしたバイオレンス調なシナリオ、
たまにギャグもあります。このメーカー特有のS3システム(背景やキャラのカットイン、
流れる・拡大縮小など複雑な文字表示など)で特にアクション場面は迫力・臨場感があって面白いです。
シナリオ自体の質も良く、読ませるシナリオだと思います。・・・ですが、肝心のシナリオは短く、色々と疑問を残し、
中途半端なままエンディングとなっていまいます。
シナリオは全部で15章から成り、2〜3択の選択肢の選び具合によって樹形図のように進み、
すべてのルートを見ると、シナリオがまとまります。
「エッチ」
シナリオの合間にちょっとあるだけで、音声もなく、さらには回想機能も無いのでオカズとしては使えません。
鬼畜系が多そうな感じですが、チラリズムや通常エッチがほとんどです。
「絵柄」
若干淡白気味な色彩で、特徴のある絵柄なので好き嫌いが分かれると思いますが、
このメーカーの歴代作品と比べても、格段に綺麗になっています。
ちなみに、上記のCG枚数は小コマ(カットイン用の小さいCG)がほとんどですので、あしからず。
「音楽」
音楽も特に違和感は無く、作風に合ったレトロな感じです。あと毎回奇怪な歌曲があるのも、
このメーカーの特有なのですが・・・残念ながら今作に歌曲はありません。BGMのみです。
「システム関係」
システムでは、CG回想、音楽再生はありますが、エッチシーン回想はありません。
また通常のスキップ・未読、選択肢まで飛ばすスキップ、と今作にはシナリオのフローチャートが見ることが出来、
分岐点からシナリオを始める事もできるので便利です。
「その他」
箱は平均的な大きさです。購入特典として、歴代作品から選抜されたBGMで構成されるサントラが付属されます。
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