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 登場人物
メインとなるのは樋口沙恵里（スタッフ）、真木野貴葉（警備スタッフ）、岬ふうか（地方サークル）、
条希衣子（大手サークル）、中城原舞羽（Ｂｏｙｓ系サークル）、多岐川翔（創作系サークル）
の６人と主人公（名前変更なし）の計７人です。
一応他にも数人登場しますが、あくまでサブキャラとしてです。
個人的なお気に入りのキャラはいませんでした。全員悪くはないけど特に良くもなくといった感じです。
強いて挙げるなら「舞羽」と「ふうか」ですね。ただしこれはストーリーの影響も多々あります。
ゲームの流れ
主人公は即売会の主催者なので、まずイベントの申し込み（詳しくは下で）⇒イベント当日⇒イベントの休憩中、
狙ったキャラに会いに行く（個別ストーリーが進む）
ちなみにイベントのジャンル（後で説明）によって登場するキャラが制限される場合があります。
「総合」というメインのジャンルは基本的に全キャラ登場が可能です。
以上が大まかな流れで、以降これの繰り返しになります。
個別ストーリーが進むと最終的にエンディングということになります。
もう少し詳しく書くと、行動は土・日・祝日でイベント申し込み後、そのイベントに対して「事務処理」と「広報」、
またスタッフの補充・訓練・休息を行います。
期間は３年ですが、個別エンディングはストーリーが進むと３年を待たずに行われます。
同人誌即売会運営シュミレーション
私の感想としては悪くない・・・というより面白いです♪
イベントの申し込みで「会場・規模・ジャンル（メインとサブ）」を選べるんですが、とくにジャンルの選択は楽しいです。
メインジャンルは「総合・マンガ一般・小説・ゲーム一般・ギャルゲー・・・」などの大きな分類分け。
サブジャンルは選んだメインジャンルのさらに細かな作品のタイトルやメーカー、
小説なら「＋小説家の名前」の選択肢があります（総合は除く）。
サブジャンルの作品名も実際の作品名をもじって付けてあるので個人的には楽しく選択できました♪
ギャルゲーを例にあげると「エルフィーソフト」「ときどきメモリアル」といった具合です。
メイン・サブジャンル共にですが、そのジャンルの人気度というのがあり、メインジャンルはほとんど変化ありませんが、
サブジャンルは１年くらいで人気が下がったり新しいジャンルが増えたりと、
飽きさせないような工夫が出来てると思います。
経営自体はかなりラクなので、よっぽど不人気のジャンルでイベントを開催しない限り黒字経営は簡単に出来ます。
もう少し難易度が高くても良かったのかもとは思いましたね。
もう一つ。主人公の同人誌即売会がジャンルの人気度に影響を与えられたら良かったと思います。
メインジャンルで「その他」（サブジャンル「競馬・野球・戦国・三国志等々」）というのがあるんですが、
ず〜っと不人気または普通の人気なので選択する場面がほとんどありませんでした。
イベントが人気に影響するならもっと選択したんですが。
難易度は低いですが、自由度は高いので自分の工夫次第でいくらでも楽しく遊べるのは結構嬉しいです。
「３年間でいくら稼げるか」「不人気ジャンルで最大会場（ゲーム中では関東ビッグメッセ）をいっぱいにできるか」
などなど自分でテーマを作ればかなりやりがいがあると思います。
まぁゲームクリアやＣＧコンプといったメインの遊び方とは異なりますがｗ
経営は楽しいですが、「同人誌即売会ならでは」といった要素は少なかったように思います。
個別ストーリー（シナリオ）
知ってる人は知っているように私は鬼畜系をメインでプレーしてますので、
純愛のストーリーに対する意見はあまり参考にならないかもしれません。ご了承ください。
全体的にマイナスな感じで進んでいきます。ラブラブ〜ｗな感じではありません。
５人がマイナス１０前後だとするなら残り１人はマイナス１００ってエンドがありました。
ネタバレになるので書けませんが、純愛初心者な私は少しウルウルしてしまいましたｗ
とはいえ、あくまで純愛初心者の感想なので、純愛やり尽くした方は参考にしない方がいいと思います
（ありがちといえばありがち・・・）
スタッフの沙恵里と貴葉を除けば、主人公が即売会の主催者である必要性を感じないストーリーが多かったように思います。
即売会に来たお客さんがサークルの作家（♀）と仲良くなったというストーリーにも転用可能な感じです。
もう少し主催者とサークルの作家という関係を強調するようなストーリーがあってほしかったですね。
運営ＳＬＧのために購入しておまけでストーリーがあるくらいに考えれば悪くないと思います。
ＣＧが付かないで立ち絵とテキストだけで進むイベントが多かったのも印象に残ってます
（良いとか悪いとか言うつもりはないですが）
エッチシーン
質は悪くないと思うんですが、やっぱり量が少ないですね。
メインヒロインである沙恵里を除くと、残り５人は１回のエッチ（一人だけ２回に数えられてますがそのまま連続してます）
でエンディング突入なんで。「シーンを見る」（エッチシーン回想）が８つしかありません。
エッチのプレーは基本的なのだけですね。
鬼畜ゲーのやりすぎで私が麻痺してるためかｗ量と共に物足りなかったです。
とはいえ、個別ストーリーと同じで、あくまで「おまけ」程度に理解した方が良いと思います。
ＣＧ
７８枚のＣＧに対して３０％のエッチＣＧで分かるように、エッチ以外でのＣＧが多いです。
さらに個別ストーリーでＣＧなしのイベントもあるので、エンドに関係無いＣＧが結構あります。
このクリアに関係のないＣＧですが、コメディーっぽいのや色っぽいのもあったり個人的には満足しました♪
その勢いでエッチシーンを期待してちょっとがっかりしてしまいましたけど（苦笑）
全体的な質は悪くないと思います。私はＣＧの質に対してあまり関心がないので、
念のためにＨＰのサンプルで確認してください。
ただ、一部エッチシーンのＣＧで乳の形がおかしいかな？と思うのがありました。
音声
ヒロイン６人はフルボイスですが、他の登場人物（男女とも）は音声なしです。
たまにヒロインのセリフなのに音声が入ってなかったりと少し残念な部分があります。
ヒロインと音声無しの登場人物の会話などちょっと違和感がありますね。
エッチシーンの音声はとくに悪くは感じませんでした。
システム
これはかなり好感触です♪
セーブ・ロードなどの作業画面がショートカットキーで簡単に呼び出せます。
セーブは「Ｓ」ロードは「Ｌ」といった具合です。
このゲームに限ったことではありませんが、ログの時に音声も付けてほしいですね。
セーブが１２０箇所あるので多い日も安心です♪（謎）
普通に考えてイベントは４０前後開くと思うので（個別ストーリーを普通に進めれば３０回ちょっとでエンドにいくはず）、
イベント１回ごとにセーブしても余ります。
長所＆短所
長所・・・経営部分の自由度が高いので、工夫次第（自分なりの目標を作るとか）でかなり楽しく遊べる。
短所・・・エロゲーらしくないところ。
補足
「エロゲー感想者の満足度」はあくまで経営ＳＬＧ部分に関してです。
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