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地下鉄頭財線…………日本で二番目に痴漢の多い路線として知られている。 だが、主人公丸岡久太にはそんなことは何の関係も無い話だった。 そう、あの朝までは。
いつも通りの時間。いつもの通りの満員電車。 人が荷物のように詰め込まれ、黙ったまま身体を密着しあう、そんな不思議な空間。 しかし、ちょっとしたバランスが崩れるだけで、そこは天国にも地獄にもなりえる。 「ん…こ、この感触は…………!?」 久太の手に走る、ひどくやわらかな魅惑的な感触。 「ちょっと…あ、やだ…」 人にはさまれ、身動きが取れない腕の先は、同僚である品川メグのあらぬ場所に…。 「あわわわわ……」 慌てて手を引っ込めようとしてもどうにもならない。 だが、身の縮こまるような危機感と同時に、体の内に激しくわき上がる感情は!?
その瞬間から一人の平凡なサラリーマンの人生が大きく変ったのだった。
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・連打不要のなでなでドラッグシステムを採用。
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