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明治の発展途上でまだまだ弱小な日本から、陰謀渦巻くアメリカに単身乗り込む主人公。
推理選択肢で的確な推理を見せた場合に蓄積されるポイントを表す、
ミステリーメーターにより現れる新たな選択肢。
ストーリーは好みっぽい、システムも結構面白そう・・・と期待してた自分が懐かしい。 いやぁ〜、もう実際にやってみるとビックリしましたよ、そりゃーいろんな意味で。
<システム>
ゲームのウリであろうミステリーメーターですが、推理選択肢に正解するとポイントが蓄積するそうですが
1度クリアするまでに3、4回程推理する場面がありました。
ちなみにメーターは5cm程のバーなんですが、最初にポイントが入った時、気付きませんでした。
・・・・そうなぜなら1目盛があまりに小さいのです(マジに薄かったですよ)
どー少なく見積もってもマックスは100近いです。
重複する推理シーンの事を考えると一体何度繰り返せと?
一時は戦々恐々としましたが心配は杞憂で、どうやら推理じゃなくとも選択で重要なシーンにいったり、
各ヒロインのバッドエンドなんかを見てもポイントが貯まるらしい。
あ〜よかった。・・・・・でもミステリーメーターってどうゆう意味だろう? 根本的な所で騙されたような気分がしてなんかブルー。
さらにこのゲーム、タイトルに戻らないとロード出来ない不親切さの代わりに、自動に選択肢を網羅していて、
いつでもそこに戻れるPLUSなるシステムがありますが、微妙に網羅していません。 ロード出来ないのがストレスを溜めてくれます。
<ストーリー
多大なネタバレになるのであえて詳しく書きませんが主人公 天道の周りに蠢く陰謀、
「Q」という言葉に収束していく謎、話に引き込むには十分。 ゲームとして矛盾がなければかなり良かった筈。
2周目以降いろいろと途中で気になっていた分岐から、件のPLUSとやらでやり直していったら、
もう矛盾が出るわ出るわ。
二、三言喋っただけだった筈の看護婦が主人公に惚れてオナニーのネタにしてるわ、 理由も話さずに夜、泣きながら部屋に引き篭っていたメイドと、なぜかやっちゃてることになってる始末。
極めつけは主人公はともかくプレイヤーすら知らない「タタリ騒動」とか言う話が突然出てきたと思ったら、
調査がいつの間にかその話の中心になって進行していくし。
(聞いた事もない話が主人公の口からでるわでるわ)
<CGと音楽>
この手のゲームにしては内容がかなり薄く、立ち絵とのギャップが凄いキャラとかいるし、
エロを期待してやらない方がいいです。
音楽はしっかりと聴けるレベルではありました。
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