・トリコロール PL+US
・ハートフルラブコメディADV CD1枚 アニメなし ボイスなし
C 29点・シナリオ重視なのでこの評価。シナリオ派に…
春休みを満喫していたある日、馬鹿でかい箱が届けられた。送り主はロクに家に帰ってこない放蕩親父兼科学者。箱を開けてみると
更にフザけたものが入っていた。
なんと研究中のロボットだったのだ！
親父曰く、「お前が寂しかろうと思って送ってやった」とのこと。
しかし何のことはない、単に息子をモニターとしてこき使おうとしてるだけなのだった。
そんなこんなで、俺と三人の人格を宿したロボットの奇妙な生活が始まった。
この人格の正体は？真珠は本当に役に立つロボットに育つのか？
果たして俺の明日はあるのか？などなど、気になる謎からどうでも良い事までをはらみつつ、
俺の新学期が始まるのだった。
最近良くみかけるロボットものです。厳密に言うとロボットじゃないようですが、
私に言わせてもらえば他のロボットものの例に漏れません。
親は、仕事にかかりっきりで主人公と一緒に暮らす事は出来ないけど、
親子の仲は至って良好。
そんな主人公のところに送られてくる女の子型のロボットと共同生活を
していくものです。
登場する女の子(？)は女の子型ロボット真珠(しず)、その体に同居する
藍・朱鷺乃(ときの)、父親の部下の深見香澄、
主人公のお友達の波璃(はり)の計５人です。
落とせる女の子は一人(ロボットのみ)しかいませんが、多重人格なので、
天然タイプ・悲愴タイプ・おねぇタイプの３通りです。
ハッピーエンドを３通り見ればCGが全部埋まってしまうので
シナリオ数的には少ないものを感じますが、結構良いものであると思います。
ジンと来るものが好きな人には良いかもしれません。
選択肢は結構多いのですが、分岐は最初でほぼ決まるので、
沢山の選択肢もあってないようなものです。
でも明らかに間違ったものを選ぶとバッドエンドに直行です。
感性に極端なズレが無い限りハッピーエンドに行けます。
システムは使いやすく、もし文章を見逃したとしても戻れるので大丈夫。
オープニングに歌は入ってますが、キャラクターに音声はありません。
音声が有った方が良かったような、下手な声優が入らずに良かったというか。
歌もあまり上手くありません。音楽は、まぁ人によるというようなものです。
絵は結構いいものであると思いますが、アドベンチャー部分での
立ち姿とパッケージには差があります。パッケージの方が良。
Hシーンは各一人一回ずつ。キャラ萌え度は結構有り。
エロエロさは余りありません。ボリュームはほどほど。
CG数７２枚、曲数２１曲、サウンドモード、グラフィックモード有り
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