11/22 の更新 |
・感想は投稿人の"おりゅう"さんです〜 |
みずいろ (ねこねこソフト /2001-04-13)
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エロゲーのジャンル |
ノベル系ADV |
CDの枚数 |
本編3枚 おまけ等 0枚 |
エロゲー感想者の満足度 |
8点 |
実質的CG枚数 |
129 枚 |
夜のオカズ度 |
6点 |
エッチCGの比率 |
20パーセント |
ゲーム属性 |
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音声の有無 |
あり |
アニメの有無 |
OPのみ |
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■手短なゲームの内容 |
学校では清香がうるさいほど騒ぎ、帰り道では日和をからかって、 そして家では雪希の手料理を食べて一日が終わる。そういうなんでもない日常。
そんなある日、雪希の同級生むつきちゃんに出会った。いや、再会したのだ。 幼い時にあげたリボンは今でも身につけて、大人しい性格はあの時のままだった。 俺とむつきちゃんとの時間が再び動きだそうとしていた。
(進藤さんストーリーです)
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■■ぶっちゃけたエロゲー感想 |
■はじめに■
一時、純愛ゲーは私の中でかなり評価が悪かった。というのも無理ないでしょう。 キャラに魅力がある、萌えもある、ほのぼのとしたお気楽なストーリーで心が癒される。 しかし・・・しかしですよ、肝心のエッチシーンが極めて薄かったらどんな気分になるでしょうか?
そのうえ一人一回で話の終わりにちょっぴり顔を出す程度ではもはやエロゲーではありません。 エッチシーンは途端に恋愛成就に必要な何かの儀式に見えて印象が悪かった。
極端な話になったけど、本当に純愛ゲーを見捨てた時期がありました。 だけどそれでも純愛ゲーのわずかな可能性を信じ続けました。 「エロくて萌えがあるエロゲーがあること」
そんなある時、その願いを叶えてくれたエロゲーを見つけました。 それが今から紹介する「みずいろ」です。萌えもエロも十分あるので楽しんで読んでください。
「マイ・ベスト・萌え死ゲー」
■キャラクター■
早坂日和 とろっぽい口調・泣き虫・そしてどんな仕草も可愛く見えるポンコツ幼馴染み。 片瀬雪希 黄色いリボンが印象的な妹。胸に秘めた想いがある。 進藤むつき 小さいときによく遊んでいたが突然別れてしまった。思わず抱きしめたいほど可愛い。 小野崎清香 巨大なリボンを身に付けたチビッコ。主人公とは良き喧嘩仲間。 神津麻美 卒業間近な先輩。三年生は休みなので何か記念に残るものを探しに学校に通っている。
ほとんどのキャラは萌えに萌えてます。ええ、もうやばいくらい。 立ち絵・セリフ・音楽・声優さんなどさまざまな描写からそのキャラの印象をよくあらわし 「ああ、萌えゲーって全ての条件が揃わんとできんのだな」と再認識しました。 「お兄ちゃん」や「るんらら〜」とか言われた日は萌え死します。 これをやって萌え死という単語を覚えたよ、萌え度はトゥハートを軽く越える。 立ち絵だけで萌え死できます。皆さん雪希ちゃんで萌え死してくださーい!(^▽^)
■音楽■
音楽も良いですよ、使い分けも抜群です。 ここでは私のお気に入りを紹介します。
「みずいろ」 主題歌ですね、アレンジが多くて萌えや感動を与えてくれること間違いなし。 「スカーレット」 深く感動を与え、エンディングに使われることもある。間違いなく名曲。 「降る雪」 雪希のテーマソングです。萌え度が非常に高い穏やかな曲。 「いっしょに」 進藤さんのテーマソング。彼女らしい控えめで内に秘めた想いがあります。 「Sweet・Sweet」 日和のテーマソング。みずいろの音楽は全体的に落ち着いているのでゆっくり鑑賞するのも◎
■ストーリー■
プロローグと本題の2部構成で実はプロローグで攻略キャラが決まります。 何回やっても飽きないように攻略キャラごとにストーリーがかなり違います。 同じキャラでも主人公への想いも微妙に違うし、性格まで正反対になることさえあります。 2,3回プレイするのを想定して製作されたのは好感が持てます。
お約束すぎて話が途中で分かるのですがそれにしても見事です。 プロローグのある部分が話のクライマックスで次々と解き明かされます。 そして泣けます、そのキャラが好きであればあるほど。 だけどその泣きはそこまで主人公が好きだったのかという感動で満たされます。 まあ、萌えゲーに多少の泣きは必要・・・というわけで優良作品です。
まあ、グダグダと理屈を言いましたがかなり切ない話もあり、ポロポロと涙を誘いました。(特に日和) でも最後はハッピーエンドですのでやってよかったという気持ちになるはず。
<ひよりん物語>(少々ネタバレ・・・)
夜中のちょっと不思議な出来事。いつも元気にはしゃいでる日和。 でも日和の幼い時の未練、悔い、渡せなかった思い出、そしてつらい現実・・・思わず涙で視界が霞んでしまう。 そんな日和の気持ちをぎゅっと抱きしめてください。
■戯言■
俺の一方的な萌え話をお送りします。
雪希ちゃん もう立ち絵だけで萌え死します。 好きなCGは肩を並べて登校するシーンと腕に絡みつくとこ、萌え死です、萌え死!(力説)
ひよりん 表情が良いですよ、あとへっぽこな口調。
「えへへ〜♪」など言ったらエロヲタの大半が萌え死します。
進藤さん テーマソングだけで萌え死しました。 ストーリーも本当によくできていてそんな彼女をぎゅっと、離れぬよう抱いてください。
■えちぃストーリー■
本編は薄いエッチで、しかもとあるキャラだと未遂で終わるほど見る価値ないです。 しかしよく考えてください、甘い恋愛物にいきなり触手プレイでも出したら普通は引きます。 エロを出したいけど物語を壊したくない、そこでクリアするとえちぃおまけがでるものを採用しました。 エロい小ストーリーを出すことで本編の雰囲気を保てたのです。
媚薬にブルマー、スクール水着と必要なもの(?)は一通り揃えてますので満足しました。 純愛ゲーのエロはいいですね、萌えが活かせてエロいわけですから。
■長所■
特筆すべきは回想シーンでしょう。 そのキャラの主要なストーリーを幾つか用意しているので忙しいときはそれを見て萌える。 ほかのおまけもギャグストーリーありえちぃおまけありと結構盛り沢山あるので思い出に残ります。
■欠点■
プロローグで選択肢の役目が終わってるので本編はおまけのように扱われ、 どれを選ぶかを考える楽しさがなくなった気がします。 また普通の日常ということは逆に言うとつまらないことでもあります。 中盤まで萌えに気を遣ってシナリオは終盤にようやく見えるわけです。
もう少し捻りを加えたほうがよかったな・・・
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■■■まとめ |
萌えが驚異的に高いこのソフト、萌え尽きた人も少なくないでしょう。
エロもそこそこいけるので純愛ゲーの第一線として活躍すること間違いなし。
私の場合思い出し萌えで路上で萌え死しないように注意するのみですw ってか
大学の講義中に思わず泣きそうになったこともありましたからね・・・
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ねこねこソフト
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