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10/07 の更新 | ・感想は投稿人の"おりゅう"さんです〜 | |||||||||||||||||||||
研究日誌 (レッドゾーン/2001-07-26) | ||||||||||||||||||||||
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■簡単なゲームの紹介 | ||||||||||||||||||||||
大学の講師である主人公は“夢が性心理に与える影響”という課題を研究している。 そこで人の夢を自分の意のままに操ってその結果を観察することにした。 被験者(被害者?)及び夢を操る装置はすでに整っており、あとは実験を開始するのみだが… |
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■■この価格になった訳+色々つっこみ+言い事など | ||||||||||||||||||||||
■はじめに■ おりゅう「こんにちは〜、研究日誌の感想を述べるおりゅうと・・・」 のぞみ 「このソフトの名物キャラのぞみが解説役で〜す☆」 おりゅう「さっそく話を進めます。研究日誌はADVなしの完全なSLGです」 のぞみ 「ふむふむ、つまりは調教ゲーですね?」 おりゅう「なぜそうなる・・・、まあ違うと断言できないな。 基本的にどんな夢を見せるかで 性格が多大に変動するわけだから」 のぞみ 「やっぱり調教ゲーですね。あれ? でも夢で性格に影響を及ぼすのだから・・・」 おりゅう「うん、いい所に気が付いたね。 夢を駆使して女性に変化を与えるのだから俺は夢心理調教SLGと名付けたのだ。 つまり甘酸っぱい恋愛の夢を見せると 女の子は好意的に」 のぞみ 「背徳なえちぃ夢を見させると淫乱メス奴隷ができるのですね?」 おりゅう「・・・まあそういう事になる。いずれにせよ主人公を夢の中に出すので 何らかの感情が芽生えるわけです」 のぞみ 「おりゅうさんのスケベ心を丸出しにできるのですね。よっ、憎いよ!」 おりゅう「・・・・・・それってこうときに言う言葉か?」 *発想の良さに『基本設定』を8点にします。 ■ストーリー性■ おりゅう「さて、要するにゲームの内容量・テキストの重みの感想を述べるとするか」 のぞみ 「あの〜、これって同じ日常の繰り返しじゃないですか? 修正パッチ当てますか?」 おりゅう「いや、実を言うと日常パートは同じ行動をするんです。 講義に出て被験者の実験結果を見て夜は人の夢を操作する、これの垂れ流しです さらに悪いのは2週目も殆ど同じテキストを読むので相当きついです」 のぞみ 「えぇ〜、それじゃあつまんないじゃないですか。 主人公が更衣室を覗いてブタ箱へ逝くシーンもないんですか?」 おりゅう「・・・お前そんなんが見たいんか? まあ本当につまんないです。 さらに下らない日常パートを一気に飛ばすスキップ処理が遅いのです。これも減点対象です」 のぞみ 「それではテキストの重みはいかがでしょうか?」 おりゅう「そんなに大したことないです、しかしこのソフトはこれくらいが丁度いいと思います。 後は自分の想像を逞しく出来ればなんとかなるでしょう」 のぞみ 「では『ストーリー性』の評価は?」 おりゅう「百歩譲って2点にします」 のぞみ 「相当厳しいですね。よっ、この悪人☆」 おりゅう「研究日誌はストーリーに重点を置いてないから仕方ないですが、 それでしたら 育成部分だけプレイできるシステムを作れば点数を5点にします。 ・・・ってのぞみ、今何って言った!?(怒)」 ■キャラクター■ おりゅう「俺は萌え属性なので必然的にこの評価は厳しくなります」 のぞみ 「でもおりゅうさん、キャラは可愛いし、立ち絵だって萌える要素がありますよ?」 おりゅう「確かにそうだし、セリフも最初こそやや低音で違和感がありますがやり込めば それほど気になりません。しかしどうも全体的に萌えにくいです。 これはテキストの甘さがそうなったのかもしれません」 のぞみ 「あれ? じゃあ萌えはないのですか?」 おりゅう「そんなことありません、ただ弱いだけです。だが強烈な萌えキャラがいます」 のぞみ 「そのキャラとは?」 おりゅう「・・・あんただよ。さっきから変な行動・喋り方・発想をしてるじゃないですか。 のぞみの天然(?)を考慮して『キャラクター』は8点にします」 のぞみ 「じゃあ、肝心の被験者の二人は?」 おりゅう「私はヒカリにある程度の素質があると思います。 「だっちゅうの☆」そっくりな ポーズは萌えの要素を含んでます」 *のぞみがいること+その他少々で完全にバカゲー突入! 『あのボケは自然なものなのか、計算されたものなのか、わからないからなぁ・・・』 主人公談 特別に『バカゲー度』を15点にします。(ヲイヲイ、上限は10点だろ) ■音楽■ おりゅう「面白いエロゲに名作ゲーという太鼓判を押す役割が音楽にあると思います。 そんなわけで名作といわれるゲームでは音楽は大きな役割を持ってると考えてます」 のぞみ 「ふむ、つまりつまらないゲームに優秀な音楽は本領を発揮しないし 面白いゲームに貧弱な音楽はせっかくの名作を駄目にしてるとお考えで?」 おりゅう「ああ、これはゲームのできはまあまあなので取り敢えず第1関門突破。 問題は音楽のほうだが・・・」 のぞみ 「でも音楽が悪いゲームなんてそうそうないですよ。研究日誌だってまあまあのできだし」 おりゅう「ああ、確かにその場の雰囲気に合った音楽を流してるので落第点は与えません。 しかし際立って優秀な音楽は少ないので『音楽』は8点にします」 のぞみ 「妥当な採点ですね、面白くありません」(ぉ ■システム■ おりゅう「私はシスに関してはあまりうるさく言いません。ただ目立ってダメなのには減点します」 のぞみ 「つまりゲームを円滑にするのに問題になってる部分を嫌うわけですね?」 おりゅう「その通り、さっきも言ったけどあまり意味ない日常部分をスキップする処理が遅い。 あと講義に出るときの画面切り換えがちと遅く、スキップでも対処できません。 その他の処理も遅い。 これを考慮して『システム』は5点とします。以上!」 のぞみ 「早っ!」 ■実践編(夢世界&その結果)■ おりゅう「そろそろ本題に入りましょうか、いくら基本設定が良くてもプレイしたら つまらんゲームは話にならないから」 のぞみ 「私は被験者をとんでもなく淫乱にして楽しんだけどおりゅうさんはどうですか?」 おりゅう「1stプレイはヒカリを友達の夢、次に恋人の夢だったな。 エンディングは恋人エンドです。 まあ俺も漢ですから2回目は優先してえちぃ夢を見させ 活気なヒカリがなんか娼婦みたいになって いい意味でイメージを壊されました。 ちなみにエンディングは6Pエンド・・・ 凄すぎて面白いです」 のぞみ 「結構楽しんでるじゃないですか、おりゅうさん」 おりゅう「ああ♪ しかし女の子の変化がなかなか如実に変化しないな〜ってイライラしてたら イキナリ変化が現れたので最初はビックリしました。 なんかご都合っぷりはちぇりーソフトの『Darling』みたいですね、最後のほうは。 まあ、『育成』に関しましては7点くらいが無難ですね」 のぞみ 「う〜ん、少々惜しいソフトですね、でもそれが丁度いい気もしますし・・・」 ■えちぃの■ おりゅう「CGは結構エロいです。さらに夢なのでご都合主義なHの展開を楽みました」 のぞみ 「なんか凄いですね、声優さんの超人的な名演技っぷりに 私までなんだか変な気分に なりそうです。・・・・・・あれ、少し短いよ? これじゃあせっかくのエロが勿体無いです」 おりゅう「そうなんです、Hが短いので抜く前に終わりそうなんでここが一番の弱点でしょう。 しかし、かなり優秀です。声フェチな方でなくても淫猥なセリフだけで モノが大きくなること請け合い! 滅茶苦茶凄い隠語を連発したときは予想以上にえちぃヌキゲだと思ったよ、勝てません。 回想シーンを利用でもしたら『えちぃ度』は8点になります」 のぞみ 「そうですか? 私なら7点くらいかと・・・おりゅうさんって 生粋のエロゲーマー じゃないから評価が甘いですね。まあヌキは十分対応できますね」 ■再プレイ度■ おりゅう「たいていのソフトは初プレイで全てのCGが入らない。 再プレイする気に ならないソフトは評価が悪くなります」 のぞみ 「そういえば同じストーリーの繰り返しがだるいとか言ってたよね」 おりゅう「ああ、これはユーザーのやる気を削ぐ要素になりかねない。 でも色々と育成する楽しみがあるので・・・『再プレイ度』は5点でしょうか」 のぞみ 「ちゅうーとはんぱやな!」(吉本の某漫才師風に) ■総合得点■ おりゅう「っというわけで総合得点は66点です。 平均点は7点、 これを『プレイ満足度』にします」 のぞみ 「安ゲーの割に結構いいセンしてますね」 おりゅう「このゲームは女の子をどう育成するかを重点に置いてるソフトです。 そういうのは意外と好きです。しかし結構大掛かりな感想になってけっこう疲れたな」 のぞみ 「お疲れさま、おりゅうさん。飲み物でもどうぞ」 おりゅう「ああ、ありがとう。 ずっ・・・ずずー・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ゲフッ!(吐血)」 のぞみ 「どっ、どうしました!?」 おりゅう「のぞみ・・・お前これは一体なんだ?」 のぞみ 「なにってマムシドリンクに決まってるじゃないですか。 夜中にムラムラってなったおりゅうさんに襲われるのが私のささやかな夢だったんです☆ でも警察に捕まっても骨は拾っておきますよ♪ あれ? どうしたんですか、おりゅうさん???」 おりゅう「こらーーーーっ、のぞみぃーーーーーっ!」 のぞみ 「きゃっ、私のほっぺつねらないで(泣)」 以上お後がよろしいようで。 *のぞみは基本的にこういう性格です、ご了承下さい。 ■考察&補足■ 欠点を補えば超名作ソフトに変身する未知数の大き過ぎるソフト。 女の子を自分好みの女性にさせるのが好き人やのぞみに萌える人は買って損はないでしょう。 しかし、研究日誌は意外と斬新なソフトなので条件に当てはまる人でもさらに 好みが分かれそうなので2000円以下で勝負すれば確実にヒットするでしょう。 ああそれといくらなんでも2000円以下で販売している理由がわかりませんでした。 |
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■■■最後に一言 | ||||||||||||||||||||||
いい部門と悪い部門がけっこう対極の位置にいるかなりアピールの上手いソフト。 地雷と名作が隣り合わせにいる気がして、素晴らしいゲームでしょう! このおりゅう、その熱気に惚れました。 隠れた名作の部分が要所要所に見られました。 回想シーンを利用すればヌキにも十分な効果があります。(特にヒカリのほう) 基本的にお気楽Hなのでダーク系が苦手な人でも大丈夫でしょう。 さらに精進すればレッドゾーンはジックスやちぇりーソフトと 対等に渡り合えるメーカーになるかもしれません。 |