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03/30の更新 ・感想は投稿人のにゃんこさんです〜
 同級生2 (エルフ/1995.01.31)   

・総合評価 Bランク   ■■■■     ・音声の有無  あり   
・ヌキゲ評価 C-ランク ・アニメの有無  なし
・エロゲーのジャンル 恋愛ADV ・CGの枚数  80枚
・CDの枚数 枚組 ・エッチなCGの比率  20%
■手短なゲームの内容

八十八町を舞台にした恋愛ADVゲーム

■■ぶっちゃけたエロゲー感想

凄まじく古いものですみません。

   この作品は「血のつながらない妹」ゲームとしてのパイオニア的ゲーム
   であるかと思われます。
   かつて、DOSでこのゲームが発売したとき、
   私の周りの幾人もの殿方が、まるで悪い病気にかかったのでは…
   と思われるほどに浸透していったことを今でも記憶しております。

   記憶している限りでは、PC−FX(18禁移植)、PS、SFC(?)などの
   コンシューマーハードにも移植されたほどのゲームであり、
   当時としては「H」を除いたゲームとして観ても、
   そこそこゲーム性のあるものといえました。

   DOSで発売された頃は、勿論「ボイス」などはあるはずもなく、
   しょぼい音源でFD10数枚組みという厄介なものでしたが、
   PC−FXの移植ものにおいて、「音質」の向上、「ボイス」の追加というリメイクが、
   さらに「病気」を蔓延させるものとなりました。

   そもそも、このハード自体相当マイナーなものでしたが…。
   そのほかのコンシューマーではプレイしていないのでなんともいえませんが、
   「ボイス」は同じであったようです。
   そして、WINDOWS版の発売となります。

   DOS発売当時、「スペシャルディスク」の内容であった「卒業生」は、
   今となってはそれ単独でOVAも発売されるほど(勿論本編も発売されています)
   のものとなっており、「3」がいっこうに発売されない現在も
   記憶にある方は多いことでしょう。

  「絵」は「竹井正樹」氏の手によるものであり、現在発売されている
  「flutter of birds」の1と2の原画も同一人物です。

  やや癖はありますがそこそこファンの多い原画家さんです。
  個人的にも絵はいいかと思われます。

  6人くらいまでは、同時攻略
  (Hまではしたが、そのキャラのエンディングに行くかどうかは選択次第)
  という非道徳的、「女性の敵」的要素もありましたが、
  その他のゲーム内容は「ヌキゲ」としてはいまいちであるものの、
  「ゲーム」としては上出来といえます。

  ゲームシステムは、町のマップを移動していき、移動先にいた女性と会話が
  繰り広げられ、関係が進展したり悪化したりしていくという方式ですが、
  「攻略本」なしで、全キャラクターを攻略できた方は、少ないのではと思われます。
  難易度もそこそこです。

  しかしながら、Hシーンまでの道のりが尋常ならざるほどに遠く、
  それ目当てでゲームをやるには、いささか無理があるでしょう。

  「同級生」というだけあって、攻略キャラクターは同級生が大半です。
  一部、後家さん、後輩、社会人、血のつながらない実質母、なども存在していますが、
  私の周りで最も人気があったのは「血のつながらない妹」キャラ
  (主人公のことを『おにいちゃん』と呼びます)『鳴沢 唯』でした。

  一番波乱ありのストーリーを持つメインヒロイン的キャラクターでしたが、
  今となって考えると「おきまりのパターン」にほかならないものでしかありません。
  当時はそこそこ「新鮮味」があったのですが…。

  全てメッセージをスキップし、攻略をみながら進めても、
  全てのキャラクターを攻略するには…時間単位の時間を要します。
  それだけ、長い…ということなのですが…。

  暇があるのなら一度やってみてもいかと…と思える個人的に「名作」レベルのゲームです。

  DOS当時、「ゲームでないもの」が横行していた頃、
  まともなものを出すメーカーは限られていたものですが、
  その頃ハズレのなかったのは、2〜3ほどのメーカーのみであったかと記憶しています。
  エルフは少なくとも当時は良かったものです
  …あえてあとは言及しませんが…。

■■■まとめ

長いゲームなので時間のない方にはお勧めできません。
   また基本的に「H」シーンがなくても成立するようなゲームなので「ヌキゲ」目的の方も不可。
   まあ、出回っている本数も多く、未だに新品も売られていたりもするので
   入手は容易です。安かったら是非どうぞ。

   
■絵や内容の詳細はここから〜

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