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オイラの場合、SMと言えば〜サド伯爵。サド伯爵と言えば〜澁澤龍彦。
て感じで、知らない方も多いかと思うのですが、サド裁判などで実刑をくらい、
たくさんのエロチシズムに関する本を翻訳紹介した人物として覚えておいて欲しい好きな人物なのですが
オイラが読んだ彼のエッセーの中で、すんげ〜羨ましいと思わせたエピソードは
自分の妻(多分再婚した後の奥さんだと思う…)には、名前を呼ぶときいつも
「お兄ちゃん♪」と呼ばれてたらしい。
なんか、「あなた」とか、「お父さん」て呼ぶのが普通ぽい昭和の夫婦関係の中で
「お兄ちゃん♪」と呼んでくれる嫁は素晴らしいと思います(笑)
さすが、サド伯爵を紹介しただけあるぜぇぃ。
オイラは呼ばせたくても姉さん女房なので、そもそも成り立ちません(涙)
ていうか、「おい」とか「ね〜」とかしか呼ばれてないような俺。
ちょっと悲しいです。
そんな訳で今回はエスエムをテーマにしたエロゲーて事で。
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SMに関して並々ならぬ情熱がある少年・要。 しかし容姿も能力も人並みで、学園内でも地味な存在。
当然、実際にプレイを試せる相手などいるはずもなく、
一人妄想を浮かべて悶々とする日々を送っていた。
そんな彼の周りに現れる、初恋の相手だった幼なじみの先輩。
とんでもない要求を突きつける変わり者の後輩。
秘密の顔を持っていた担任の先生。
彼と彼女の期待と想いが交わった時から、初めて同士のふたりによる、
擦れ違いと試行錯誤でいっぱいの関係が始まった。
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タイトルどころか、タイトルのロゴまで微妙に似せているんですが、
「ラププラス」を微妙にパクったものの、エロゲーだと妙に尺が短いだけになって
しまった残念なゲーム。 いやこれ惜しいとか多いんですけどね。
ゲームシステムは、アドベンチャーとしては妙に画期的で、ラププラスの画面のような、
自分育成の画面がメインです。
ここで、ときメモや、ラププラスをやった事ある方には説明しやすいと思うんですが、
朝、昼、晩と、自分の行動を選択して、自分のパラメーカー、心・技・体を上げて行きます。
主人公の行動には、「心は上がるけど、体のパラメーターは下がる」みたいな感じで
各行動にパラメーターのぶれがあり、また、パラメーカーが上がる事によって
各行動のところに、三人のヒロインのだれかのアイコンが現れ、その行動をすると
ヒロインのイベントが進む形となっています。
つまりは、メイン画面はつねに「パラメーター画面」で、イベント時のみアドベンチャーになる訳です。
ほんと、ラププラスじゃね〜かこれ。
が、ラププラスとの決定的に困った違いは、やろうと思えば
、能力値アップの部分もCTRLキー押せばスキップ可能なので、やたら速攻で
パラメーター上げれる…てとこでしょうか。
マナカがくるくる回ってたすれば少しは間も伸びるのでしょうが、ほんとこれが演出薄くて
地味なので、下手すると、「ちょっとセリフと声がついたエロCG集」みたいな感覚すら
覚えてしまいます。
SMがテーマなものの、正確いうと、「SMに興味をもった主人公の目覚めるまで…」みたいな
感じで、本格的なエスエムに至ることはなく、入門程度の作りでエッチシーンも
ハードなものは少なく「明るくさわやかなSM」という印象。
絵が凄く良いので、オイラは、絵には満足なのと、別冊でついてくる特典冊子
「初めてどうしのSM ABC」がカラーでSMへの導入から実践的な縛りの技術までエッチな
CGと文で解説してあるのですが、ここでのみ登場の美久ちゃんが可愛いんですが(笑)
また、初回特典として、 ↓オナキャップ付きですか。実用的だ…
満足度の大半が、本編よりも2つの特典にあるのが悲しいとこですが、
まあ、絵が好きなら…各ヒロイン20枚ずつとなりますので、
それなりの絵の枚数です。
とりあえず、本物のラププラスのシステムはやっぱ飽きさせず素晴らしい
てのがこれで納得できた感じ。 シナリオ量は多いのも少ないのもダメですな〜エロゲーの場合。
ちなみに、今年買ったフルプライスに近い価格のソフトでは最短時間での
コンプリートソフトです(苦笑) スキップボタン押さない自分ルールでプレイするしか
ないのではこれは。
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