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アカルイミライ (FlyingShine黒/2003-12-9)

画像
エロゲー感想者の満足度 エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星 5 点
夜のオカズ度 エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星エロゲー評価マイナス星 5 点
メーカバナー
フェチベンチャー
シリアスその他
 メディア  DVD  1枚組
CGの枚数  CGのおおかな枚数 /60 枚(差し分除く)
エッチCGの割合   70%    音声の有無  あり
システムの感触   普通 動画の有無 なし

 新品・中古価格参考

エロゲーソフトの紹介

私立薊学園では、最近学校に出没する幽霊が噂になっていた。
そんな学生達の噂を聞き付けた新聞部員の「英田柾」は、
同じ新聞部の「神目楓」に真相を探る様に言われ、渋々調査をしていた。

そんなある日、あるきかっけから過去の時間に存在する少女
「美甘櫻」と話すことが出来るようになった主人公。

しかし、その少女は現在には既に存在しなかった。
彼女は過去、何者かによって殺されていたのだ。

主人公は少女を救うため、彼女の過去を変えようと努力するが、
そんなおり校内で一大勢力となりつつある『心療クラブ』というサークルが、
アロマテラピーを用いて女子学生になにやら怪しいことをさせているという文書が流れてくる。

どうやらすべての事象は櫻のいる過去に繋がっている様なのだが……。
二人は時を超え協力し事件を解決しようとする……。
彼らに待っている未来は、アカルイミライ? それとも……

エロゲーソフトの感想

概要

アカルイミライと銘打ってますが特定人物は陵辱不回避です。
また惨劇が無かった事には出来ずご都合主義結末を望む方には辛いゲームです。

 本作発売当時の状況
2003年年末タイトルとして同日発売日を迎えた
エウシュリー(幻燐の姫将軍2)やアリスソフト(大番長)や劇画新作といったやりこみゲーム系
アトリエかぐやの後の出世作(最終痴漢電車2)といったエロ重視系と並び

CROSS†CHANNELに続くFlyingShineの考察系タイトルとして
黒というダークなイメージレーベルが付加された事と
贖罪の教室を初めとした教室シリーズの陵辱輪姦ものを手がけたライター担当作により
考察+陵辱輪姦ゲームとして過度に期待されたタイトルでした。

加えて過去販売されたWet and Messyシリーズの続編としても広告主張されていました。
(Wet And Messy 濡れ汚れた裸体を楽しむというコアな要素)

このように過剰な期待の中発売された本作ですが
主要登場人物たち全員にアカルイミライを送る結末が待っていたわけではなく
ある主要と思われていた人物のHは主人公とどころか恐らく存在した陵辱シーンはカットされ
(間の悪いことに配役声優さんはCROSS†CHANNELにて一躍注目を浴びた方でした)
期待外れ感をプレイヤーに持たせたタイトルとして評価されていた印象を受けます。

あれから発売当時より結構な年月が経っている中
今いちど販売展開上の広告題目のコンセプトだけではなく
このゲームのシナリオ構成としてのコンセプトについて取り上げ感想を記したいと思います。



登場人物

青春真っ盛りの男子学生柾が本作の主な視点担当。
好奇心旺盛で女子学生に卑猥な言動をするというCROSS†CHANNELの黒須太一のような存在ですが
精神的に歪な部分は無く似ている行動パターンは迫られると一旦たじろぐといったくらいです。

天然幼馴染紫苑・柾と非公認の新聞部活動をする楓・小動物的後輩撫子・妖艶な上級生菫
柾が怪現象ハニーゴーストに迫ろうと夜間学校を探索中に邂逅した過去の同校生徒櫻
厳しくも面倒見のいい上級生椿といった魅力的な女性陣に加え個性豊かな男性陣が登場します。



シナリオ(ストーリー展開)

怠惰ながらも愉快に学園生活を過ごしていた柾が過去の時間軸に存在する櫻に出会い
彼女についての調査を行う中で自分たちの学園内部の暗部怪部に踏み込むことになります。
過去の校内記事を調べるうちに櫻の壮絶な末路を知り助けよう回避させようと
限りある日数の中でなんとかその発端・詳細を探り奔走し焦燥していく展開は見応えがあります。

移動選択の際に同じシーンを繰り返せられるのは手抜きフラグ(スクリプト)管理との印象を受けますが
クライミライに於いても残されているのであえて残された仕様のようです。
行動選択がルート分岐にとって重要ですのでさして重大な不具合というわけでも有りません。

3つのルートが用意されており初回からハッピーエンド的展開を迎えることも可能ですが
あえて誘惑に乗り悲劇惨劇を目撃した後にハッピーエンドを迎えた際の感慨は一入ですのでお勧めです。
短いながらも陵辱と絶望感あるエピソードですが
 「誰か助けて・・・・」
彼女の慟哭にも似た願いが本作アカルイミライの始まり(発端)となっているように感じました。



Hシーン描写

HCG41枚 シーン数22(うち3つは視点違い等文章音声差分シーン)
シーン数に対してCG枚数が少ない印象が有ります。
フェラシーンパイズリシーンが差分あり1枚CG描写。
和姦や痴漢やローションプレイや陵辱シーンについては差分有り2枚〜3枚CG描写。
柾が絡むシーン以外では女性(陵辱対象者)視点なので
犯されている生々しさが感じられるシーンにはなっています。
Wet and Messy要素については
濡れた制服が素肌に張り付きブラや乳首が浮いて見える
土砂降りの中押し倒されて制服と素肌を泥まみれにして激しく行為に及ぶ等
凝ったCG演出なものの汚れたり濡れた制服が張り付くと
肌にもたらされるべき凹凸や影や変色といった変化が描かれていない為
裸体CGの上に汚れCGが付加濡れた制服CGが付加している印象を受けました。
髪や眉毛の毛先にも湿りや濡れの描写が見れなかったのもアンバランスな印象を感じます。
体液描写に関しては大量に飛散して降り注ぐこういった嗜好の方にはたまらない描写だと思われます。


(アカルイミライからクライミライへ)
さて本作以後クライミライシリーズが4本出されました。
これらについては和姦描写のシーンも有りますが大部分が陵辱輪姦描写です。
これはアカルイミライでは何人かの未来が改善したものの
大元の元凶が改善しなかった為クライミライとして継続していくからです。
4を除いて1〜3はパッケージ版DL版ともに3000円前後程で廉価版が販売されていますので
考察としてだけではなくお手軽な陵辱エロ補完ものとしてもお勧めです。

クライミライのそれぞれの在り方が把握できると
柾がアカルイミライで望んだ皆が幸せな未来を作り出すには
アカルイミライ改変後のクライミライ開始時期においてまだ改変が
必要だった事が朧げながら掴めます。
クライミライ未プレイの方に向けて各クライミライの要点のみ下記に記します。

クライミライは楓視点で始まり紫苑・櫻に更に本作から3人が追加され陵辱輪姦されます。
何故和姦が少ないのかはゲームを進めれば分かるのですが用意されている結末も
各周回ルート終盤は視覚印象的な演出がなされているものの
陵辱エロメインのよくある結末で陵辱対象者たちの哀れな末路です。
本作では他に茅花と花梨というクライミライシリーズのキーパーソンの姉妹が登場します。
アカルイミライで軌道修正されたものの『改変者消失』により元凶を絶てなかったのが本作。



クライミライ2は紫苑特化され和姦的要素もありますがほぼ陵辱輪姦要素です。
もちろん新規登場人物たちも登場し彼女たちの陵辱も楽しめます。
本作でのアカルイミライ改変者の『不在』そして陵辱対象者たちの『妥協』の果ての
結末のつけ方はそんな設定仕込み複線どこからとも言うべき予想外壮大なオチですが
女性視点での陵辱要素が強く印象付けられエロシーンが充実している為
一番人気があるのは本作かもしれません。アニメ化されたのはこの作品のみです。
シナリオよりエロを重視されるエロアニメの性とはいえ悲しい話ですが。



クライミライ3は柾を狙う綾目と菫の手引きにより楓と紫苑陵辱輪姦
具体的には心療クラブと写真部により楓と紫苑そして周りの者たちが陵辱狂宴へ巻き込まれます。
本作では主人公柾の頭痛という症状を通してクライミライの『繰り返し』を印象づけています。



クライミライ4は綾目三度登場により彼女の意向で新聞部女子部員たちが陵辱輪姦されます。
前作までは柾を惑わし裏で糸を引き紫苑を中心に茶屋町ともども周囲を陥れていましたが
今回はいままでのシリーズで登場した登場人物たちが新聞部として在籍している事で
かなり積極的に陥れる手引きをし陵辱機会が増えクライミライ1〜3の追加要素的陵辱の印象が強いです。
またクライミライ1より意味深な言動をしていた花梨との仮想物語があり
そのカリンノミライにて柾が時折浮かぶクライミライの繰り返しイメージを仄めかす
 『悲しみの連鎖を断ち切る使者としてあの現象に戻ってくる』
花梨の妹茅花により告げられたこの弁は

柾がクライミライを断ち切るアカルイミライへの使者役である事を抽象的に告げています。
このシーンについてはクライミライ制作スタッフによるミライシリーズの釈明的な印象も有りますが
他にも1・4での柾の両親の設定と茅花の姉妹設定を見直してみると色々気づくことも有りますかと。



(加えてエロ重視な方に向けてクライミライのH要素についても少し)
 クライミライ1の陵辱対象者は楓・紫苑・櫻・花梨・茅花・みずき
和姦要素として柾と紫苑の絡みがあるものの大部分が陵辱輪姦でコスチュームプレイが有り。
楓には本格的な調教ゲー程ではないものの段階を踏んだ陵辱要素が楽しめる。
レズプレイ有り。櫻と紫苑 みずきと紫苑 菫と茅花。

 クライミライ2の陵辱対象者は紫苑・桧・棗・稲穂
柾と紫苑和姦が3回有るものの
前作で好評だった段階式コスチュームプレイ陵辱輪姦対象が全陵辱者に。 

 クライミライ3の陵辱対象者は楓・紫苑・みずき・花梨・桧・棗・綾目
段階式陵辱輪姦は消滅し代わりに陵辱対象者数が増え和姦・コスチュームプレイ陵辱の回数が増えている


和姦は柾と紫苑 柾と楓 柾と花梨。

 クライミライ4の陵辱対象者は楓・紫苑・撫子・花梨・茅花・稲穂・桧
た段階式コスチュームプレイ陵辱輪姦が復活しまた陵辱対象者複数参加による輪姦プレイが追加。
和姦は柾と紫苑 柾と花梨 一度づつ。



エロゲーソフトのまとめ

ミライシリーズ全容からみたアカルイミライについて上記のように述べさせていただきましたが
印象としてはやはりエロ的にもシナリオ的にも後一歩といった印象でした。

一見爽やかな終わり方で有ったもののその後待ち受けている
クライミライの状況を見るにオチとしては中途半端な結末であり
WAMというコアな要素に拘った割にはコアファンの望む描写には至らない
作品だったと思われます。

エロ重視ものとしても回数が多いとはいえず複数視点が有る一方
でカットされたシーンがあります。

ただアロマセラピー(英)や心療といった人の精神的拠り所を陵辱の引き金に絡めるコンセプトはよく
本作とクライミライ1とカリンノミライ(クライミライ4派生ルート)をプレイすると
続編にあたる本当のアカルイミライを一プレイヤーとして待ち望みたくなる作品です。

Liquid-Shineから菫が1年生当時であった頃の話として
『淫辱心療クラブ』が発売されてますので同意賛同の方は購入の上
アンケート葉書にアカルイミライ及び心療クラブ続編望むとの要望投函を(笑。

エロとシナリオをクライミライで補完している為ミライシリーズを評価するならエロ度ともに7点評価。

本作アカルイミライはエロ重視で陵辱輪姦素を求めてスク水H好みで
パッケージの絵柄が気に入った方にドストライクなエロゲだと思われます。

エロゲーソフト投票

Q 今回の「とある社会人さん」の感想はどんな感じでしたか? 頼むからご協力を<(_ _)>
エロゲー評価良い 読み易くて面白い。
また読みたい♪
エロゲー評価良い ゲームを買う時の参考
に凄くなる。
エロゲー評価良い ネタとして笑えて
楽しめたので合格。
エロゲー評価普通 とりあえず感想として平均くらい。 エロゲー評価いまいち 平均より落ちるので
努力が必要。
エロゲー評価だめ 文章ダメ過ぎ、または短すぎ
出直し。
☆☆☆ ☆☆☆ | 結果のみ見る〜 ||

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