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![]() 地方の山村を見下ろす丘に建つ、怪しげな洋館を訪れる元雑誌記者の青年・時津大輔。 豪奢な洋館で彼を待っていたのは、謎めいた館の女主人・霧谷澄美と、 その娘である美人姉妹たちだった。 「あなたは選ばれたのです……霧谷の娘と子を成し、 この霧谷家の全てを手に入れる、唯一の男性に。 これは、我が霧谷家の昔からの習わし。 私の4人の娘を好きなように抱いて 『契り』 を交わし、娘を孕ませてください」 澄美の口から語られる、にわかには信じ難い話を承諾し、 大輔は霧谷家の館に滞在することとなった。 毎夜 『夜伽(よとぎ)』 と称して行われる、姉妹たちとの淫靡で濃密な触れ合い。 館に出入りする軍将校や富豪、そして不気味な使用人たち。 そして、早世したはずの四女・藤乃との、禁断の記憶。 霧谷の一族の血に秘められた謎とは? 大輔を待つ運命とは? 背徳の館で繰り広げられる、めくるめくエロスの物語。 |
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![]() 館ものなおかつ登場する全女性キャラ攻略ルート有りとの事で 10人分の個別ルートを作ることでそれぞれのエピソードが なおざりになるのではと一抹の不安が有りましたが 10人それぞれの結末を見ることでより一層物語が楽しめる内容になっています。 館に滞在する中で日に一度はHイベントが発生するエロ重視のゲームであるものの 伯爵家と外界との在り方といった内情が日を追う事に明らかになる中で 端役としての男性陣の濃い癖のある性格付けが館ものとしてのシナリオに深みを与えています。 ![]() ![]() 勤め先を無くしたタブロイド誌の記者である主人公が書生として 館に招かれ滞在するという導入部は館に滞在する癖のある他男性登場人物たちと 対照的に処世術を心得ていて朗らかな主人公の人柄が美味く表現されています。 結果主人公が暴行行為を行うシーンは無く(軽いSM的な行為は有りますが) 他男性陣による陵辱シーン的なものが ルートによる強制イベントも含め数箇所存在します。 館に住まう6姉妹(内1人は故人)には特殊な能力がそれぞれ備わっており 個別ルートシナリオにて能力に起因した物語が展開していきます。 また姉妹それぞれは何かしらの『決別』することで物語が締めくくられる一方 館や世俗の思念に囚われた中で物語が進む個別ルートが 用意されているキャラクターも存在します。 その為全ての個別ルートがそのキャラクターにとっての 幸せな終わり方である事は無く 悲愛の結末を迎える事も有り得ます。 ![]() ツンデレ・ロリ・姉・感情欠落・年増・金髪外人等個別ルートが 存在するキャラクター設定は多彩で それぞれの結末により共に館を離れる事になったり 館が炎上したり両者もろとも死亡したりと 共通エンドもそれぞれに用意されています。 ![]() ![]() 167枚という原画担当1人でこの量は大変な作業量でありますが 顔や身体の造形の歪みはなくHシーンでの煽るような構図も よく考えられており巧みな演出です。 とはいえ彩色の関係上か胸の大きさに比例して ゴム鞠のような質感が感じられたのが残念に思えます。 ナイロンやビニールのような印象を個人的には持ちました。 背景CGにおいても小物(机上品や書棚等)の細やかな描写といった凝った演出です。 ![]() ![]() 洋館霧谷邸(ワルツ調) 和装美女藤乃回顧シーン(和風調BGM)等 良く練られたバックミュージックの数々。 全18曲。 ![]() ![]() 館への滞在日が表示され午前午後深夜と館内場所を選択する事で日数が進み 7日目を過ぎた時点で以後契りを交わす相手を一人選ぶ事になります。 |
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![]() お勧めできませんがアトリエかぐやの館ものとして傑作の出来。 インモラルな世界観でエロが引っ切り無しに舞い起こり 後味の悪い結末を迎える事が数ルートであるものの 個別ルートの結末を迎えるたびに異なったシナリオの本質へ辿り着ける 繰り返し新鮮感が味わえるADVです。 |
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