| ■■管理人の雑文■■ |
 歴史好きとしては、歴史ものは例えどんなに地雷臭がしようが買うしかない訳で
買いました。 うーん「歴史」を作品でどのように扱うかを考えさせられる作品ですな‥
結論から書くと、このゲーム地雷ではなく、寧ろよくできた萌えゲーといいますか、
ちょっと笑えて、最後付近にはエッチもあって、まあ良かった良かった。と言える内容で
シナリオも短くもなく、長くもなく、各ヒロインのルートもキャラがみんなハッキリしているので
それぞれ楽しめるかと思います。
ただ‥ これ歴史上のヒロインじゃなくてもいいんじゃね
まあ、今更「静御前」と言われて、ああ、白拍子で健気な薄幸の美少女だよね‥
というイメージが湧く奴は一部のオールド歴史ファンくらいのもんで、
２００５年にあったNHKの大河ドラマ、「義経」ではなんだかハッキリしね〜タッキー(義経)
に、大女優パワーで、無言の圧力をかけつづける石原さとみ(静御前)
の図でしたので、 「けなげ」はともかく、 「はかなげ」ではありませんでしたし、
３０代のオイラが「静御前」と聞くと洗濯機しか思いつかんかったり
なんかねインパクトあったんですよ日立のCMが。
とまあ、小野小町もクレオパトラも名前は知ってても特に逸話を知らなすぎて
キャラに深みを与えるでもなく、本編でも特に、歴史に関わるイベントがある訳でもなく
普通にいちゃいちゃラブラブしているだけなので、作品を作った側にとっては、
キャラデザや衣装などが考え付き易い。 とかメリットはあってもプレイヤーに
とっては、名前を使ってますます混乱しただけのように思います。
‥て、あ、歴史バカが買うのを計算してたのかっ
実在の静御前は、生まれた赤ん坊を由比ヶ浜に捨て殺されたり、その後入水自殺したとも
伝えられているだけに、普通にビーチで水着着ている静御前は複雑に見えてしまいます(苦笑)
ヤベッ、プレイする前の人ドン引きな事書いちまった。
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| ■■簡単な紹介■■■ |
歴史好きで自称冒険家の両親の間に産まれた主人公・佐々木義経は、
幼なじみである北条姉妹の家で生活していた。
姉の北条織姫は家庭的で義経にとっても姉のような存在であり、
妹の北条乙姫は黒魔術が趣味なかなり変わった女の子。
幼なじみということもあり、乙姫は義経を黒魔術の実験台としてよく利用していた。
ある日、乙姫が偶然、時空を捻じ曲げる力を持つ薬 『時空薬』
を作ってしまい、その力が義経に宿ってしまう。
時空薬の力で義経は過去から歴史上の人物を次々と召喚しまい、一同はパニック！
しかも静御前や小野小町に始まり、卑弥呼やクレオパトラ、
楊貴妃などなど、過去から来た人物は皆、偉人ばかり。
元の時代に戻したいが、一方通行の能力で方法がわからない。
こうして、古代娘たちとの波乱万丈な共同生活が始まった。
はたして義経の運命は!?
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| ■■凄く略するとこんなエロゲーでした■■■ |
歴史のヒロインの名前だけはついた萌え系のアドベンチャー。
オイラはアドベンチャーに辛くあたる方ですが、読む分には不快なところは
なく、ドタバタな毎日を楽しめました。
ちなみに、なんか１０００円くらい普通のソフトより高いな〜と思ってたら、
中に９５ページくらいのデカイビジュアルファンブックがついてまして、
これがまた、もうゲームしなくても良いんじゃないか‥
というくらいフルカラーで、各ヒロインの紹介どころか、攻略ルートも
何が起こってどんなCGがあるのかまで全て見せてくれてて豪華絢爛。
中古で売ってしまおうと思ってもこのファンブックだけは持ってたい。
という内容です。
CGは、 静御前 １５枚 小野小町 １５枚 クレオパトラ １０枚 楊貴妃 １０枚
乙姫 １５枚 卑弥呼 １４枚 輝夜 １０枚 その他 ８枚 合計
とまあ、バランスよく、配分されてるんですが、各ヒロインルートをプレイしている
感じだと、イベントもエッチもあと１回ずつは欲しいな〜と感じましたし、
誰か一人いらないような‥ うーん、だれだろ楊貴妃とクレオパトラはもうどうでも
良いのでは‥
歴史上のカリスマ的なヒーローが美少女なのはちゃんと背景や逸話まで女性版で
ゲーム上で再現してくれるので、愛着も湧いて好感をもてるのに、
歴史上の女性を女性として出しても「だからどうした‥」としか思わない事に
気付いてしまったのが今回の発見です。
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超時空爆恋物語〜door☆pi☆chu〜(プリムローズ/2010-04-30)
