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■■■■ソフトのタイトル・基本情報■■■■ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■■■簡単な紹介■■■ |
![]() 隣の教室で顔も知らない誰かが奏でるピアノに合わせるように。 屋上から響いてきた、鈴が鳴るように高く澄んだその声は、 バラバラだった俺たち三つの旋律を繋いでくれた。 始まりは、そんな晩秋。 そのとき、誰かが誰かに恋をした。 誰もが一生懸命だった。誰もが強い気持ちで突き進んだ。誰もが、ひたむきに、まっすぐに、正直に—— 心の底で結ばれ、かけがえのない瞬間を手に入れた。 だからそのとき、誰かが誰かに恋をしてしまった。一足遅れの、してはいけない恋を。 |
■■私的でお気楽なゲーム評■■ |
![]() 昨年アニメ化され2010年5月末PS3で発売予定の『WHITE ALBUM』から ストーリー上十年の月日が流れ舞台となる学園は異なり登場人物たちも異っています。 ヒロインが音楽業界に携わっている。 恋人と恋人の女親友とも深く付き合うことになる恋愛ドラマ。 前作の楽曲が時折使用される。 見せ場となる舞台(シーン)が雪降る中で。 といった共通点があるもののシナリオ原画担当等異なるまったくの別物です。 例えば主人公の性格が異なりゲームシステムもシミュレーションではなくビジュアルノベル。 ![]() ![]() まず情欲でどろどろとしていますが本作エロゲーでは有りませんので 本番に期待する事無かれ。 やや濃厚なキスシーンと一シーンある初体験シーンをお楽しみといった程度です。 ヒロインキャラクタがプレイヤー(観客)に媚びない恋愛ゲームは 久々に目にしましたが芝居を観る感じでぐいぐい惹きこまれ中盤以降の 三人の行く末に目が離せない良い脚本です。 主人公にも声当てが有り男性女性どちらのプレイヤーも楽しめる内容かと思います。 序盤時折主人公の独白による説明がやや冗長かと思われますが 今回の主人公は人当たりのいい世話焼きな良い男子生徒です。 前作の主人公とは対極に位置するようなよくある恋愛ものエロゲでは ハーレムルート過中のような主人公で泥沼化するような要素は皆無な印象です。 とはいえ人当たりがよくそつ無くこなしつつも恋愛に未熟な学生でしかない彼は 好意を強く寄せる相手に対しては及び腰でそして結果として無自覚に傷つけ 好意を寄せられた相手には傷つけることを躊躇い受け入れ自分の愛の行方に苛む事に。 学祭での楽曲の発表という音楽を繋がりとして硬く繋がった 女二人に男一人は親友としての関係のままであれば 永久に続いていたかもしれない薄氷のような関係。 一度プレイ後に 学祭終了時に依緒との会話において雪菜が話した台詞に矛盾を感じる方は再プレイを。 ちょっとした追加シーンが随所に有り三人の関係の綻びを垣間見る事ができます。 続編ではかずさと春希と雪菜に明るい未来が残されていると期待しつつ とりあえず残された主人公が恋人を待ち続ける前作のような 浮気無し初志貫徹ルートがあります様。 WHITEALBUM的恋愛ドラマとしては魅力半減にて望む方がたは少なそうですが。 ![]() ![]() 後記参照の事。それ以上はノーコメントとしかこちらでは。続編での頑張り期待しています。 ![]() ![]() WHITE ALBUMやSOUND OF DESTINY等の前作の楽曲が アレンジされ配役人物の唄として学祭で流れます。 OPPVでも使用されていますが届かない恋はまさに本作のテーマソング。 主人公の届かない恋の行方の先は果たして届くのか彷徨い行き着いた先で安住するのか。 BGMも言葉にできない思いという曲が流れるたびにまた辛いシーン始まるのかと感じたりと 印象的で効果的なものが多く演出に一役買っていると思います。全20曲 楽曲4曲含まず。 ![]() ![]() あるシーンでの安っぽいセルアニメ調の演出はやめたほうがいいのでは(苦笑。 日曜某家族アニメが突然始まったのかと。 アニメ演出を入れるならPV用のアニメーション位のものを入れないと 他シーンでの視覚演出への拘りとの差が感じられ切迫したシーンなのにコミカルに感じます。 楽曲が入るシーン(一部楽器での演奏シーン)がスキップ不可能で音声自動再生。 長文での台詞が入る場面があり既読であっても解除され無いのは如何なものかと。 ![]() ![]() 立ち絵は背景とアップ演出に合うデッサンが必要かと。一部CGが浮いています。 CGスタッフはLEAFスタッフ総出のようなのでより滑らかに見えるフォロー彩色の努力を。 後半になるにしたがって不自然さが無くなりつつあったので第二部(最終編)に期待します。 後もろもろコメントしたい点もありますが ひとさまのサイトであまり酷な批評も不味いかと思いますので自分のサイトにて続きは。 とある社会人さんのブログはこちらです(管理人)→熟れる業界の渦中で ![]() |
■■■結論■■■ |
![]() 今年中の発売は微妙との印象を受けましたのでひとまずの感想です。 満足度は続きに期待という事で及第点の60点つけさせていただきました。 続編は脚本の完成度は高いと予想されますし音楽演出も良いので恐らくは70点以上の作品になるかと。 ただ本作品を誰かに薦めたいかといえばまぁ完結編を待って買ったほうがいいのではと一言。 主人公とヒロインの感情の整理が終わってない状態で序章は幕を降ろします故。 |
■読者投票■
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