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■■■簡単な紹介■■■ | ||
![]() “星徒会長”を目指す一風変わったRPG。 主人公の朱島歩武(あかしま あゆむ)は3人のヒロインと結託して星徒会選挙 “星徒会大戦”に挑むのだが、その内容はなぜか武器を振り回す白熱のバトルに!? なんと、実は言葉を実体化させるシステムによって口撃が本当の攻撃になってしまうので、 その様子があたかも武器に言葉を乗せて戦っているように見えるのだ。 そして、選挙は論説バトルだけで勝てるものではない! 広大な学園を駆け回り、情報収集や仲間との結束を深めていくことが 選挙に勝つための重要なポイントになるぞ。 心強い仲間たちと力を合わせ、強力なライバルを蹴散らそう! |
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■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ | ||
![]() ストーリー展開は学園もの宇宙ものの王道なものの 個別エンドが用意されている主要キャラ3人はそれぞれ独特の感性の持ち主ばかりなので 公式より配布されている体験版あるいは神撫ジャーナルで3人娘への慣れが必要かも。 ゲームとしてはダンジョン及び戦闘部演出が凝っており飽き難いゲームバランスの取れたRPG。 ![]() ![]() 全般として 学園編と宇宙編そしてオーダクル編が有り それぞれ本編への導入部・本編・探索クエストRPGに区分されています。 宇宙編において3人娘それぞれの分岐ストーリーが展開され 昨年RPGタイトルものに分岐シナリオがほぼ無かったせいか やり応えのあるシナリオ分量に感じました。 藍ルートでは学園編での自由奔放さはそのままに宇宙編にて 己の有り方を問う終始シリアスな展開。 雲母ルートではオーダクル編を織り交ぜつつ宇宙編において 禍根と因縁を断つややハードボイルドな展開。 ユミナルートは表裏一体天然娘というメインヒロインらしからぬ性格付けが 最後まで変わらないものの苦難・困難として立ち塞がる障害に真摯に向き合う姿は 魅力溢れ王道の宇宙戦記的展開。 各ルートにおいて少なからず影響を与えつつ主人公が支え役として シナリオ上の役割を果していた事も、このタイトルの場合は好演出で 3人娘たちが各々自我で選択した道程を歩む物語と感じ取れます。 ![]() ![]() 高瀬さんの企画したゲームといえば代表作アセリア・聖なるかなとともに 戦闘部での曲への拘りとバックサウンド(BGM)として歌曲が使われる特徴がありますが今回も然り。 学園編では選挙戦4戦ともにそれぞれのBGMが同一の旋律を編曲したものになっており POP・ROCK・oriental・operaと徐々に激闘へと向かう論説戦を象徴する転調がなされています。 オーダクル編ダンジョン内での戦闘演出が視覚演出とともに HYPERBATTLE(レアアイテム率アップ戦闘)への流れ 通常→予告→確定を3曲使用して聴覚演出し潜りでのいい刺激になり終始飽きさせません。 学園編OPED・宇宙編OPED・TRUEendと5パターンのイメージソングがあり 加えてスキルとしての歌も10曲を超え それぞれ流れる場面と取得する場面が的確でより一層物語を盛り上げます。 曲数はBGM40曲以上歌曲(Ver違い含めて)17曲と豊富。 ![]() ![]() 学園もの宇宙ものファンタジーものと多岐なジャンルでありながら 違和感なく世界観に合致したイラスト。 主にシリアスな場面での一枚絵に対しギャグコミカルな場面での DS絵と対照的ながら効果的な演出。 HCGに関しても成熟した身体のエロというよりは 成長期の股下から脚にかけての色気の人物描写。 状況の描写に関しても選挙戦後のサブイベントとして同級生や 文系眼鏡娘とのH・巫女姉妹との3P・強気生徒会長を攻め気味で メインの3人娘に関してもユミナとのほのぼのとした初Hはノーマルな和姦であるものの 藍とはボケを交えつつ主導権を若干握られフェラパイズリ交えた初H 雲母とはサド気味で初Hから手コキ騎乗位で攻め立てられと バラエティーに富んでいます。 ![]() ![]() スキルや全体的なインターフェイスは『永遠のアセリア』の印象に近く 技スキルを取得するには各種アビリティースキル必須な点が追加されたくらいで ADV部分に関しても従来の訪問式イベント発生型でフラグチャートが分かりやすくなっています。 本作のゲームシステムとしての醍醐味はなんといってもオーダクルでのクエストダンジョン部。 ダンジョン探索というとどうしても単調さが生まれやすく作業感を感じやすいものですが 3Dマップ移動時に所狭しとSDキャラが動き回りほぼ絶えることなく仲間同士の会話が交わされ 宝箱や敵との遭遇での演出がカットイン演出と凝っています。 ![]() ![]() 飽きさせない登場人物たちの会話の妙とゲームシステムの完成度は高いが 18禁ゲームとしてエロゲーとして見るとご褒美H有りのRPGゲームの印象に留まるかも。 その理由として以下。 オーダクルでのRPGでの探索がプレイ時間の大半を占めるものの Hシーンが存在するのは学園編と宇宙編のみ。 3シーンあたりやや長めではあるもののおまけ追加要素的導入。 1つのタイトルへ見事に3編のシナリオを織り混ぜた事は 高く評価されるべきであろうが結果として18禁要素が薄く感じられる印象に。 学園編宇宙編での絡みの追加またオーダクル編でのクエスト中での絡みが欲しかったところ。 ![]() |
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■■■ま・と・め■■■ | ||
![]() 予想外のシナリオ展開の連続というよりは週間少年誌のノリと勢いで冒険が繰り広げられる為 学園もの宇宙もの異世界ものと多岐に亘る世界設定の 掘り下げを過度に期待すると肩透かしかも。 エロ要素はあくまで学園編を進める際の御褒美として宇宙編のエピローグ前後のイベントとして。 シナリオの分量と比較するとシーン数の少なさが有るが和姦の雰囲気作りは 上々で1シーンも長め。 個人的特筆として戦闘BGMが熱く敵味方の凌ぎ合いが楽しめる点がお薦めのポイント。 |
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