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■■■簡単な紹介■■■ | ||
![]() 出場者は見目麗しい女性をパートナーにすることを義務づけられ、 試合に勝利したものは、その後24時間の間、対戦相手のパートナーを 自由にできるというルールが存在する。 また、優勝者には “闘神” の称号が与えられ、パートナーと共に、 闘神区画と呼ばれる特権区画での贅沢な生活が生涯保証されるという。 主人公・ナクトの父は闘神大会に出場し、「優勝したから帰る」という知らせを寄越したまま、消息を絶った。 父の失踪から5年が経過し、成長したナクトは、父の行方探しと自らの腕試しを目的に、 闘神大会出場を目指して故郷の村を後にする。 |
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■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ | ||
![]() 今回の闘神都市において終始主人公は巻き込まれ役。 Ⅱの主人公とは置かれている状況が異なる点もありその点を留意する必要があります。 ![]() ![]() ふみゃさんとイマームさん担当。闘神都市での日常部の会話のやり取り 羽純と主人公の初々しさ、主人公のレメディアへの想いの表現は巧みで 闘神大会における迷宮での鍛錬での息休めとして楽しめました。 中でも闘神ダイジェストでの二人のやり取りは声優さんの好演もあり 一日の締めとしてほどよい和みが有りました。 登場人物たちが多く登場からそれぞれ個性の強さを感じられたものの 大会経過とともに主人公たちと関わり浅くは無い関係を持ちながらも退場する流れは 自然で見事に演出されています。 とはいうもののデモムービーが流れ本編開始となったあたりから少し中だるみ感が。 闘神になってからはかなり急ぎ足で物語が進みこの辺の配分が少し残念に思いました。 ![]() ![]() Shadeさん担当。公開されている主題歌への力の入れ様から期待通りの仕上がりです。 主題歌の収録および編集にはかなりの時間とかけたとか。 迷宮および戦闘曲にそれぞれ9曲づつと多様に用意され最後まで飽きが来ない迷宮探索が楽しめました。 終盤に差し掛かるにつれて神秘的な曲へと移り緊張感が高まり物語の終結を感じさせてくれます。 タイトルと街の曲はいいアレンジで懐かしい気持ちになりました。 全47曲。 ![]() ![]() 原画担当はMIN-NARAKENさんむつみまさとさん織音さん。 19枚の回想用小窓絵があるものの総数167枚そのうち122枚がHCG。 かなりの枚数がHイベントに使用され登場する女性人物たちにはほぼ発生します。 そういえば一人有りませんがそれは毎度の事ということで。 バリエーションも豊富でSMアナル触手と陵辱要素も有りますが 人妻寝取やら姉妹3P等和姦的な要素も多様に用意されています。 マスコット的存在闘神大会の受付役ことシュリにも今回Hイベントが複数回あり この時点で思わず満足度に10点つけそうになりましたが(笑 気になった点が幾つか残ったので今回の点数評価となりました。 その点(シナリオとシステム)については下記別項目にて。 ![]() ![]() 立体迷宮に3D戦闘と大きく様変わりしたところも有りますが 闘神都市自体のシステムに追加されたものはスキル選択と付与であり 前作までよりも見易く使い勝手のいいインターフェイスになっていると思います。 戦闘は自動で通常攻撃が行われますが負傷を減らし回復薬を効率的に消費するのならば 相手の攻撃モーション中にスキルクリック(準備時間経過)し発動時間を短縮させる といった小技も可能です。 文章スキップ機能・オートモード・バックログ(台詞再再生) セーブは迷宮外マップ移動選択時のみと制限あり。 ![]() ![]() ・拡張付与の無限性 必要素材が通常敵からも低確率で得られる為 主人公の剣の成長にシステム上の歯止めが掛からず 中盤以降ボスが活力と攻撃力の高いだけの存在になりかねません。 ストーリー展開に応じて素材の入手数の制限及び付与可能制限を 設けるべきだったのではと思われます。 スロット数が制限される事により付与配置を考える楽しみも生まれますので。 ![]() ・クエスト発生から即ヒント出し クエストが発生して次の行動方法があっさりと語られます。 プレイヤーが少し考えれば分かることですのでこのヒント(というか答え) はせめて一度宿に戻ってから または初期設定はヒント無で設定変更でヒント有にできる等の配慮が欲しかった所。 ![]() ・主人公の行動はほぼシナリオライターの強制 移動先指定以外ほぼ選択が有りません。 陵辱が行われてるのを傍観してから止める。大会勝利後拒みながらも状況に流されてH。 イベントを起こすならスパッと最後までシーンを回避させるなら即拒絶 行動させる等の選択が欲しかった所。 ![]() ・単一エンドに対して複数の方向からのメインエピソードで終盤が性急な展開に。 羽純・レメディア各々の生い立ちに向き合うエピソードは本来二つに分けることもできたのに 一つの結末でまとめようとした所に無理があったのかもしれません。 その為か終盤においてやや駆け足気味でラスボスの詳細な生い立ちが 語られ最終戦に向かいます。 起 闘神大会出場 承 決勝戦 転 闘神 結 最終迷宮〜最終戦 この物語の流れを変えずとももう少しメリハリを明確に出来たのでは。 一例をあげるならば闘神大会決勝勝負において 羽純・レメディアルート分岐を作るといった。 闘神になってからの羽純・レメディアの状況を考えるとさほどCG台詞数も 増えず製作可能だったのでは。 ![]() ・ラスボスの強さ 闘神都市Ⅱのようなダメージを通す為のもう一工夫を設けて欲しかった所。 "拡張付与の無限性”もあり今回はあっさりと倒せます。 闘神都市のラスボスはやはり考えて闘わないと 倒せない存在ではと個人的には思われるのですが。 ![]() |
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■■■ま・と・め■■■ | ||
![]() RPGを楽しみたい方にお勧めします。 今回扉での強敵との戦闘くらいなのでやりこみ重視及びⅡのような主人公を期待する方には やや物足りなく思うところが残るかもしれません。 ただ3Dを今回初めて本格的に取り入れた実験的なRPGとしては良作だと思われます。 エロゲーとしてHイベントも豊富でその数50を超えておりこちらの面でも 満足できる仕上がりだと思われます。 |
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