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■■■簡単な紹介■■■ | ||
長きに亘って「魔王」を追ってきた「宇佐美ハル」は、主人公「浅井京介」のいる街に やって来たとき、転機が訪れる。 京介は、暴力団「園山組」の組長である「浅井権三」の養子であり、 非公式な構成員として裏社会で暗躍し、遠くに住んでいる心の病んだ母に 捧げようと貯めていた金は、いつしか5000万になっていた。 しかし、ハルが学園に転向してきてからというもの、身近に巻き起こる不可解な事件や 揉め事がおこる。 そして、今まで耳にしたことのなかった「魔王」という存在。 ハルは学園で生活していく中で、京介こそが「魔王」なのではないかと詮索を始める。 |
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■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ | ||
ぶっちゃけると あかべぇそふとつぅ(AB2)の傑作「車輪の国シリーズ」にも十分に匹敵する超大作でした。 シナリオライターはるーすぼーいさん、原画師は有葉さんという、AB2屈指の黄金コンビにより描かれる、壮大なストーリー構成と美麗なイラストが魅力です。 おそらく、何人がプレイしようとも、「つまらん」という評価はしないでしょう。 とりあえず、車輪に感銘を受けた人はやらないと損です。 初回特典超重量版には、車輪2作とその横顔を見つめてしまうの原画集が付いてきます。(ちなみに年に二回の某祭典のカタログより分厚いです) ■感想 プレイして感じた感情は、以下の通り ・感動 ・怒り ・悲しみ ・恐怖 ・笑い ・尊敬 etc 要するに、様々な感情を抱くということです。 主人公に対する憧れ、魔王に対する怒り、ヒロインに対する悲しみ、 権三に対する恐怖、栄吉(友人)に対する笑い・・・ 全てが完璧に表現され、プレイヤーの心に響いてきます。 本作品は発売が大幅に延期されましたが、私は体験版などという物をやってしまったがために、 発売日まで100ℓの我慢汁を毎日垂れ流す羽目になりました。そのくらい楽しみにしていたわけですが、 今までに出た我慢汁が一瞬で逆流するほど面白かったです。 こんなに素晴らしい作品が過去にあっただろうか。 エロゲーにストーリー性を求めない人はやらない方がいいかと思います。 ただ、この作品をきっかけにこういった趣向の作品に手を出してみるのも良いと思います。 (本作品は非常に取っ掛かり易いです) ■Hシーン Hシーンを目的に買うものじゃありません。 が、流石は有葉さんといったところか。 この人の絵は非常に素晴らしい。美しい。見ていて飽きない。 ですので、たま〜に入るHシーンを、じっくり堪能してもいいかと思います。 「正直、こういったゲームにはHシーン要らない」という人は飛ばしてもストーリー に影響はありませんのでご心配なく。 ■音楽 BGMは全てクラシックをオリジナルに編曲したもの。タイトルにある通り、 バッハの名曲「G線上の魔王」がキーとなっています。 OPに使用されている片霧烈火さんの「Answer」は、とてもカッコよくて聞き応えのある曲でした。 ■その他 不満は一切なし。最高です。 |
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■■■ま・と・め■■■ | ||
とりあえずやりましょう。 私がやったシナリオゲーの中では1、2を争う出来です。 (ちなみに車輪とG線がトップ争いをしています) それと、ストーリー構成はまずこの業界でトップレベルでしょう。 話の展開が予想の斜め上どころか、別次元にぶっ飛んでいきました。 意外性にも富んだ最高傑作です。 |
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