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| ■■■簡単な紹介■■■ | ||
 主人公は、異形の姿をした "怪人" と華やかなコスチュームに身を包んだ美少女戦士・ブルーエンプレスと出会う。 そして戦いに巻き込まれ怪人の人質にされた彼は、自力での脱出を試みた結果、 怪人の攻撃を受けて重傷を負ってしまうのだった。 逃げる怪人を追うこともできずに、回復魔法で志郎の治療を行うブルーエンプレス。 その時、まばゆい光がふたりを包み、志郎が目を覚ますと隣には、気を失っている葉山葵の姿があった。 寮に帰った志郎は、春から彼女と葵が国際魔術師協会・日本支部に所属する "変身型魔法戦士（ドレスウィザード）" であり、怪人と戦っていること、 そして葵の失神は自分に魔術の才能があり、自身の傷を癒すために葵の魔力を 吸収した結果だと知らされる。 その数日後、先日の怪人が再び現われ、戦いに赴く葵たち。 しかし志郎に魔力の大半を吸収され、レベルが1になってしまった葵は大苦戦。 そこに現われる主人公。今まで自分が安穏と暮らしていたのは誰かに守られていただけで、 しかも自分の失態から彼女たちが危機に陥っているという事態が、彼に戦う決意をさせたのだ。 主人公の決意を見て取ったスプリングプリーステス（春）は、彼に変身のためのキーアイテムを渡す。 そして新たな変身ヒーロー・幻魔闘神ヴァルザーがここに誕生したのである。 |
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| ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ | ||
| 初めに 企画シナリオ原画は天乃御剣さん。 音楽とシステム担当は外注という少人数製作品という事もあり 変身ヒロインものではあるものの陵辱や調教もののエロやアクション表現がメインといったものではなく 体験版の時点ではコンパクトに手堅く和姦エロ要素を主軸におまけ程度にゲーム要素がある くらいとの印象を受けました。 企画担当者は長年製作活動をされている方ということで少々厳しめの感想を以下に。  シナリオごく普通に学園生活を送る主人公。運の悪いことに怪人との戦闘を目撃してしまい戦いへと巻き込まれ 街周辺の怪事件を鎮めるために日々戦う事を決意するという変身アクションものの王道的なストーリー。 主要登場人物として強気なものの面倒見のいい同級生・頼れる先輩・少々毒気のある先輩 その他登場人物として熱意溢れる担任教師・未亡人の寮母そして 少々偏った個性をもちつつも良き理解者である同級生たち。 企画としていい題材であり素材としていい登場人物が用意されていると思います。 ただ物語が進む中での登場人物たちや舞台設定の掘り下げが足りません。 葵が共寮生活しはじめて数日の主人公に純潔を捧げてまでドレスウィザードに 拘るのは何故かが語られず 頼子の未亡人という設定どちらも和姦的に主人公との関係を持たせるといった意味で しか使われなかったのは残念だと思います。 また今回の黒幕的な存在の処遇があやふやな形で舞台の幕が下りたのも 不完全燃焼的な印象をうけます。 CG担当者の方の絵柄は熟成しており（どこか古臭く感じられるかもしれませんが） キャラクタの表情や肉感そしてエロとしての濃さが感じられ また構図がしっかりしていて絵を眺めれば過度な文章描写が要らない位の存在感が感じられます。 差分が10数枚あり差分無し計上で総数64枚。多いとはいえませんが ゲームを終えシーン上過不足な所は感じられず適宜な配分です。 音楽日常音楽は違和感無いもののよくあるフリーサウンド的な印象を受けます。 対戦怪人毎に用意されたカードバトル時の戦闘曲も一曲を除いて同様。 主に重要局面でのカードバトル時とHイベント時の曲は出来が明らかに異なる印象が在ります。 繰り返し聞いていても飽きが来ず戦闘の緊迫感また初々しくも濃密な時間と空間が 感じられる良曲です。曲数は全17曲。 RITAさんが歌う主題歌は正直なところ微妙。歌い手さんの技量ではなく配役ミスとは思われますが。 声優さんに関しては主要登場人物たちは『銃刀』や『式神』等シナリオ重視の 作品において活躍されている方々であり役柄にあった配役に感じられました。 システムセーブロード・Qセーブロード・ログ・音声再再生等の標準的なシステムは配備されていますが KAG（ADV製作ソフト）の基本搭載システムを流用したもので低価格同人ノベルゲームと同水準。 動作は軽くシステムエラーを生じるような事はありませんでしたがロード時に セーブポイントがわかり辛く少々使い勝手に不便を感じました。 周回する際に戦闘スキップが出来ないところもデータ引継ぎが出来るとはいえ 共通イベントが多い本作ではマイナス要素になりますかと。 おまけ要素に感じられるゲームを何度もする事はプレイヤーにより ゲーム要素自体に不必要を感じる要因になるかも。 とはいえカードバトル自体はコンボやダメ軽減加増要素があり シンプルながらもよく出来ていると思います。 初回プレイ時のゲームバランスも絶妙な配分でこの点についてはよく練りこんでいますかと。 H部分体験版ではOPでの部分のみ有りますが触り程度ご褒美おまけ程度のイベントではなく 本作品中では軽めの前戯から最後まで台詞主体でじっくりとイベントが進みます。 フェラや3Pそして変身時の服装での行為も有りほぼプレイヤーの期待する和姦ものは 揃っていると思われます。 葵 14/20 Hイベント数6 左記とは別にハル混合3P 1 葵・ハル 2/3 春(ハル) 11/15 Hイベント数5 左記とは別に鈴混合3P 1 ハル・鈴 2/3 鈴 6/8 Hイベント数3 頼子 4/6 Hイベント数2 大山 秀子 4/6 Hイベント数2 その他 葵ハル鈴 0/1 頼子・大山 0/1 その他 0/1 |
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| ■■■ま・と・め■■■ | ||
| 変身ヒロインたちとの和気あいあいラブコメストーリー。 葛藤や陵辱といった陰鬱なシーンは残念ながら用意されていません。 期待する購入層によっては評価が二分する本作品。 しかしながらエロの濃さは調教ものに劣らない出来だと思います。 ゲーム内の諸々の理由により主人公との行為中登場人物たちは大抵かなり情欲化していますので。 そしてカードバトルとしてのゲームバランス性もよくこの2点においては次回作が楽しみな作品でした。 |
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