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| ■■■簡単な紹介■■■ | ||
 全寮制学園を舞台に繰り広げられる青春ラブコメアドベンチャー。主人公は、ヒロイン達と手を繋ぐことにより学園のトラブルポイントにアクセスできる、特別な転校生。 その力により、学園のシステムトラブルを解決する学園復旧委員会、その名も、 獅子ヶ崎トライオンの一員として活動することに。 待ち構えるは、あまたのトラブル！手を繋ぐ相手は美少女達！ 楽園のような真夏の学園を舞台に、真夏のような賑やかで眩しい恋物語が展開する。 |
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| ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ | ||
| 始めに 本格ADVとして見ると分岐選択肢として用意されているのが4分岐とかなり少数。 まずはWeb体験版を試してみて自分の嗜好に合うかがこの作品を楽しむ大前提。  シナリオ前作『PRINCESS WALTZ』で気がかりであった後半部の盛下がり感が解消された 清々しい夏らしい学園青春ものでした。 開始早々主人公がアップでイベント絵に登場しかなり行動的で好感度溢れる存在として描かれます。 登場する人物たちも強い個性がそれぞれあるものの嫌味が無く ドタバタ感がありながらも和やかな学園生活。 全体的な学園施設設備の復興やら学園生活やらは短めに個別ルート的な イベントに重きをおいたシナリオ展開。 上記のシナリオ設定が主軸にあるので短くカットされるシーンが幾つかあり 物足りなさを感じるかもしれません。 とはいえ日常シーンを予算開発期間等クリアできあえて全て描ききれたとしても おそらく前作同様の盛下がり感が出てエンディングでの最高潮な盛り上がり感は 生まれなかったのではと思います。 音楽個人的にはアムーブに所属されている方の曲目当てに本作品を購入したので予想通り満足の出来でした。 自己主張の強い曲ではなく場面毎に用意された南国風ラテンありトランスありジャズフュージョンあり。 それぞれ主人公たちのノリノリ感を緊張感を一体感を巧みに表現し聴覚効果として秀逸でした。 曲数29曲。 OP曲「Try on!」は導入曲としても本作品を凝縮した詩グランドED曲としてもよく出来ていました。 ED曲はそれぞれの主要人物たちのエンディングで流れ穏やかにシナリオの回顧を感じさせる良曲でした。 注) OP・ED曲はElements Gardenが制作。 ボイスサブキャラをベテラン声優陣が固め メインキャストはここ数年で実力をつけてきた方々が担当されているので安定した仕上がりに感じました。 注）ある方は別名義で多方面において活躍されている方ではありますが。 学園生徒としての一体感を最後まで減退することなくプレイヤーに届ける事ができたのは 声優さん方の場面ごとに違和感の無い登場人物に合わせた声色のテンションの自然さがあったからだこそ 非常に巧みな演技の競演でした。 なかでも主要人物ではありませんでしたが 作品内『ごきげんくるっくー！』の突撃レポーター鳩子役の方のノリノリ感は 中だるみ無く物語りを進行する上で不可欠な存在だったと思います。 システムトランジション（画面演出効果）が基本で付加演出効果として小窓演出がなされます。 主要人物のメインシーンではイベントCGを部分アップしてカメラ移動するような演出もなされます。 例えば足元から顔を見上げるといった演出。 Qセーブロード・オート・スキップ・バックログ・音声再再生といったADVに基本的な機能も完備。 CG別原画さんがSDキャラ担当されていますが 小窓表示差分有りで2.5等身数コマのCGは場面を的確にそして和やかに表現します。 メインイベントCGはもちろんの事、立ち絵にも清純さの残る色気が漂い非常に魅力的です。 4人の主要登場人物用にそれぞれ13・14枚が用意されています。（差分無計上） ただ・・・・何点か個人的に気がかりに感じられた事が（以下H部分に関して）。 H部分に関して音楽・システムが場面を盛り上げ前戯から後戯まで濃厚に文章が綴られ こちらを目当てに購入される方にとってもいい仕上がりだと思われます。 ただ通常イベントCGではあまり気にならなかった点が目に付いたCGが何枚か。 強調したい気持ちは分かるのですが姿勢によって胸と頭の大きさのバランス また腰の位置が目に付くものがありました。 実際にその姿勢をとってもらいデッサンした絵と比較すればその異様さが分かると思います。 夏海CG6（差分無計上） シーン数2 手鞠CG5（差分無計上） シーン数2 一乃CG7（差分無計上） シーン数2 鈴姫CG6 (差分無計上） シーン数2 それぞれフェラ 1シーン複数H有 コスプレ（水着含）有。一乃と鈴姫はパイズリ有。 |
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| ■■■ま・と・め■■■ | ||
| 売り上げも好調で将来的にファンディスクが販売されるなら楽しみに思えるほどの 魅力あふれる登場人物たちが繰り広げる学園復興奮闘記。 選択肢分岐はさほどなく軽快な読み物として楽しむ作品ですので 重厚な裏設定が用意されそれを紐解くようにADVを楽しまれる方は 本作品を手に取る前にまずはWeb体験版を。 学生らしい初々しくも濃厚な触れ合いの話を望む方には強くお勧めします。 |
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てとてトライオン(PULLTOP/2008-08-29)
