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機械仕掛けのイヴ Dea Ex Machina(NineTail/2006-09-22) エロゲー感想者 らぴ夫
画像
中古参考  ▼新品参考
エロゲー感想者の満足度  7 点
夜のオカズ度  6 点
エロゲーのジャンル 淫具開発SLG+AVG
メーカーHP http://ninetail.tk/
エロゲーの属性 エロ重視オカズゲーゲーム性あり
DVD1枚組  CGのおおかな枚数 /180 枚(差し分含まず)
エッチCGの割合 90% 音声の有無 あり
システムの感触 普通 動画の有無 なし

■■■簡単な紹介■■■

自分が作り上げた人工知能技術が、兵器へと転用されると知った主人公 雅也は、
自分が勤める会社「SHE」社を脱走。それを阻止するために立ち上がる。
しかし「SHE」社を倒すためには、莫大な資金が必要。
そこで役に立つのが、主人公が手に入れた機密データに含まれた、膨大な淫具の設計データ、
つまり近代科学の粋を集めたアダルトグッズの設計書だ。

これを造って、女の子で実験して成果を試し、資金ゲットのために売りさばくのだ。
登場する淫具は75種類。もちろん、淫具にあわせた多彩なHシチュエーションを準備。
もちろん、ノーマルなHシチュもあり。
敵に追われたら、カードバトルで勝負! デッキを選択して華麗な連続コンボで敵を倒せ!
研究や投資の一つ一つが、エロに密接に繋がり、確実にエロ道具制作に結びつく、
「Hな道具を造って儲ける」ことにこだわりぬいた淫具開発SLG!

■はじめに&ラピ夫の独り言■

映画やアニメ、そしてゲームとオイラは心から「B級作品」が大好きだ。
 好きな人は大体そうだと思うのだが、B級の響きには、人間らしさというか
 暖かみというと、どこか人間の滑稽を感じる。

 毎年ゴールデンラズベリー賞といいましてその年の一番ダメな映画を選ぶ賞が
 あるんですが、近年、壮大なスケールでお金をかけた末にダメ…てな作品が
 多くややひねりが足りないな〜と不満ではあるんですが、

 最初から狙って作られたような「自称B級作品」よりも 「すげ〜金かけて頑張ったつもりが空回り」が
 最近のB級作品として多いみたいですね〜

 さて、エロゲーもB級作品好きなオイラが今回プレイしたのは、「淫具開発SLG」という
 すでに内容からしてB級を決定づけられたような作品「機械仕掛けのイヴ」である。

 その倒れてしまいそうなアホな内容の割にタイトルは、
 機械仕掛けのイヴ Dea Ex Machina とサブタイトル英語だったりとと
 あからさまに何か間違っている。

 そしてやはりこの作品はすげ〜色んな意味で愛すべきB級作品であることが
 判明。 いや〜ほんとこれもったいね〜(笑)

■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■

システムや内容

 最初に書きました「簡単な紹介」の通り、近未来な淫具を開発してライバル社を
 蹴倒すSLGなんですが、 壮大な物語と設定なのに、やる事は、
 「淫具を造り」→「女の子(アンドロイドも含めて)で試す」を繰り返す
 非常にエロばかりの作品なのがおマヌケで良いのですが、

 ここがB級たるゆえんなんですが、シナリオがすげぇ〜稚拙。
 設定を語り尽くせない事この上なく、普段の会話すらやたら説明調で
 流れもあとづけ的な設定が多い上、その説明まであとから会話で
 説明調にて説明て、ほんとどこまで、「自然な会話の流れ」無視するんじゃ〜おりゃ〜と
 書いてしまうくらいのシナリオっぷりです。 

 ところが、それ以外はすげ〜良い。

 淫具の開発も面白いんですが、ときどきライバル社に攻撃されたりするので
 その防衛戦があるんですが、これは「カードバトル」
 ジャンケンを応用したカードバトルシステムはなかなか奥が深くて
 デッキも組めるしはまります。

 CGは普通に180枚オーバー 差し分入れると500枚を超えるので
 淫具の開発がうまく効率的に進めないと結構見逃しも多くエロCG集めも
 楽しめますし、当然一度でのクリアは不可能なので、2回目以降のプレイが
 可能になるんですが、その際「資金充実」かもしくは「カードバトルの際の
 自分のヒロイン達のレベルを高いレベル」で開始できたりします。

 おまけモードの「サバイバル」で自分のキャラを育ててレベルを上げておくと
 2度目以降のプレイはこの鍛えた状態のレベルのヒロイン状態でプレイできる
 て事みたいなんですが、確かにやや楽になり攻略も進みます。

■■■結論■■■

ゲームのバランスが、淫具の開発のゲーム性もカードバルトも結構良いのでなかなか楽しく
 プレイできるんですが、未だにヒロイン達の好感度が上がっているのか下がっているのか
 会話の展開がダメ過ぎていまいちわからん(苦笑) 更に分岐がどこで行われているか
 いまいち解らないので、ヒロインを狙った攻略…てのが難しいような。

 まあ、淫具もレベルが高くなると、3Pとかハードなエッチも増えてくるので、もはや
 誰のエンドだろうが、エロは豊富なのでどうでも良いんですがほんと
 アリスソフトのゲーム性と、それなりのCGに膨大なCG枚数を誇りつつも
 内容とシナリオがおマヌケなあたり俺的な超ツボソフトです。

 次回作 忍者活劇SLG+アクションカードバトル …2008年8月てえらい先の発売予定ですが
 楽しみです。

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