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| ■■■簡単な紹介■■■ |
 父とふたり暮らしをしていた主人公は、母は幼い頃に死んだと聞かされていた。しかしその後、本当は自分を捨て蒸発したのだと知った彼は母親を強く憎むようになる。 ある日父に再婚話が持ち上がる。 なんと父の再婚相手とは、自分を捨てた実母だったのだ。 |
| ■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■ |
| はじめに 昔、「ヘアヌード」が凄くブームになった時代がありました。 週刊誌のグラビアから始まり、写真集などでも樋口可南子のヘアあり写真集 が警察に摘発されなかったのを良いことに、「解禁!!」的な流れになって 「ヘアをギリギリみせない努力」から、最後には「いかにヘアをモロだしに しつつも局部をうまく隠すか」的なギリギリを狙った段階にパワーアップ。 今となっては、「たかが毛だろう」としか思いませんが、当時の規制からすれば 「自由への戦い的」なものがあったのでしょう(多分…) エロゲー界でもありましたね〜似たようなことが。 そうそう「近親相姦はありか問題」ですよ。エロゲーの倫理基準ではかつては 実の親や実の兄弟姉妹とのエッチは御法度でした。 これも今となっては、「たかがシナリオ上の設定の差異」でしたかない訳で だからどうした…的な気分になりますが、まあ、とにかく昔のエロゲをやると、 今だとアウトなCG表現やシナリオのセリフも目立つのに、なぜかエッチ対象は 「義理の母や義理の妹」と ちゃんと義理を守っています。 そんな中、同人に近い形ではありましたが「実姉妹」というソフトがありました。 そのタイトルの通り近親相姦ありな事が売りのエロゲでしたが、微妙に 話題になったのを覚えてます。…このページにも感想がありますが 微妙な作品でした(苦笑) が、まあ近親相姦に挑戦した姿は 「自由への戦い的????」です……いや多分違うかも(苦笑) そして、今、あっさり解禁された近親相姦ありの状態ですが、ヘア問題と同じく、 いやヘア問題よりも「だからどうした感」漂いまくり。今回のゲームも 実の母親への復讐凌辱ものではあるんですが、別に実母じゃなくても 若い義理の母の方が良いんじゃ…的な事を思ってしまったあたり 元々「近親相姦」なんてどうでも良かったんだ俺…と再確認してしまった次第です。 ヘアも血縁も隠されてると気になるけど、実体見たらがっくりするのが人間なんだ な〜とか。 感想シナリオ分岐がそこそこあるものの、１つ１つのルートの長さはかなり短く少し拍子抜け するADV。CGは７２枚ながら、どうしても一枚のCGに対するシナリオの量が少ないので スキップするとあっという間に終わってしまう印象が残る。 ゲーム自体は、再婚してぬけぬけと戻ってきた実の母親への凌辱を狙う主人公の シナリオをメインにしつつ、脇の人妻キャラや幼馴染みでもあるヒロインとエッチ可能。 期待してたボテ腹エッチも多く、ハードなCGも多いのに惜しいことに妙に淡泊。 特に、ハッピー系のエンドは期待して買う奴は多分まずいないと思われるのが このゲームに関してはいらんので、普通に凌辱系シナリオを増やすかイベントに 廻してくれる方が、もう少しボリューム感が感じられたかも… CGは好きな絵柄でエロもしっかりエロな感じが好感を持てますが、立ち絵などから 見える登場人物の主人公の主人公が異様に美形だとか、脇の男性キャラも 腹が立つ感じに見た目が良かったり、実のオヤジも渋かったりと、「見える世界」 が整い過ぎていて少し凹む。 というのも、自分の分身でもあるこのゲームの主人公の設定が女性だけでなく男性も 整った世界観に不釣り合いな悲しい設定なんすよ(涙) 日雇いに時々行っている半引きこもり。母への復讐心からか妙に曲がった性格。 何か両親には気を遣われている感でまくりの近況。痛いことにそれをいいことに 態度はデカイ… てオイオイ俺はすげぇ〜ダメ人間。 選択肢が、町をぶらぶらとか、日雇いに…とか本屋くらいしか選択がない状況に 周りの連中(特に親友とか格好良すぎ)が眩しすぎます。 |
| ■■■ま・と・め■■■ |
| まとめ ボテ腹CGや、ハードエッチが好きな場合にはお勧めはできますが、オイラの期待してた方向とは あさって方向のシナリオと、設定にやられてしまいましたので、シナリオ的には微妙。 とりあえず、CG狙いって事で一人納得した作品でした〜 |
凌母 -Maternity Insult-(アイル/2007-04-13)
