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淫渦学園大戦 〜女子校生淫辱〜(MAIKA/2007-02-23) エロゲー感想者 らぴ夫
画像
エロゲー感想者の満足度  6 点
夜のオカズ度  7 点
エロゲーのジャンル 学園淫辱ADV
メーカーHP http://www.media-box.ne.jp/top01.html
エロゲーの属性 和姦凌辱ゲーム
DVD1枚組  CGのおおかな枚数 /104枚(差し分含まず)
エッチCGの割合 80% 音声の有無 あり
システムの感触 普通 動画の有無 なし

 ▼中古ショップ参考

■■■簡単な紹介■■■

主人公・久能優牙(くのうゆうが)は私立聖ルミナス学園に通う、
ごくごく平凡な学園生だった。

ある日彼は、謎の人物から一通の不審なメールを受けとる。
優牙こそは女性に怖るべき快楽を与え、その心身を自在に支配できるという
伝説の邪拳『淫渦芯拳』の正当継承者なのだと。
その日からごくごく平凡で退屈だった優牙の生活は一変し、
彼は自らの才能を開花するがままに
見目麗しき美女・美少女たちを貪り喰ってゆく——。

■■■ぶっちゃけたエロゲー感想■■■

はじめに

「淫渦芯拳」をご存じだろうか…ていうか、知ってる奴はこのゲームどころか
発売ブランド舞花さんのゲームをかなりかっている同類の淫渦芯拳バカで
あろうからこのゲームの感想なんぞ読まなくても既に買われている
かと思うので、このゲームも含めて「淫渦芯拳」について書いていこうと思う。

さて淫渦芯拳だが、このメーカーのシリーズの根幹。一連のシリーズのテーマに
なっている伝説の魔拳で「女性に怖るべき快楽を与え、その心身を自在に操りうる」
もう、ぶっちゃけ女に不自由しようもない都合が良いにもぼとがある魔拳なので
ある。 冷静に考えたらかなりの能力、女首相の国なんかに行けば国ごと乗っ取りも
可能と思われるのであるが、ここまで発売された一連の淫渦芯拳シリーズは
今回も入れて5弾目となるのだが、その舞台はと言えば、

普通の企業→ニュータウン(町)→カルチャースクール→ハイテク企業→学園

といくらなんでもその利用場所のみみっちさがエロゲらしい涙を誘う場所ばかり。

普通の企業はともかく二弾の「とあるニュータウンを舞台に人妻狩り」てのは、
淫渦芯拳を使用しなければ、ただの人妻好きですし(苦笑)

これでも地球を意のままに操れるのにジャ○アンとタイマンかます勇気が
やっとのの○太くんクラスの能力もったいないぶりである。

が、確かに作品を振り返ってみると、対女性には最強の秘技とはいえ、
対男となると実績がかなり少ない気がする。

今回の作品も、どう見ても男とは戦っている描写が本編上にはなく、エンド後
戦い続けていた…みたいな語りで語ってた…男と戦ってるのかは謎である。

そうか〜もしかして男相手には並の強さなのか淫渦芯拳の使い手…
この技の後継者なせいで命まで狙われるし、もしかして大変なのでは
この使用者は。

淫渦芯拳、エロゲ的にはありだが、命を狙われるリスクほどには持ちたくない
技である。




感想

ここのメーカーのゲーム作りの上手なところは、「ただの選択型のADV」なのに
ちゃんと「ゲームをしてる感」がするところではないかと思います。

通常のアドベンチャー形式のゲームの場合、選択肢は話の分岐点であり、
ここで物語の流れが変わるんだな〜と判るし、「〜ルート」「〜ルート」
という感じで構成されているし、プレイしていても、今〜ルートだな。
と認識できるくらいルートはがっちりしている感じがする。

ところが、そのルートがあまりに意識できすぎてしまうと、
「単にエロい短編小説を何パターンか読んでる」だけのような気がして
「読み物感」の方が上回ってしまい、ゲームだぜっの感覚は薄くなってしまう。

ヌキゲ系のメーカによっては、ルートまで表示可能なソフトもあるが好き嫌いは
別として、そこまで自由度がないものは少なくともゲームとは呼びにくいな〜と
思うのである。

ただ、ご存じの通り、よほどの技術力があるメーカーじゃないと、普通作るのは
アドベンチャー。アリスソフトみたいな「これぞエロゲーム」と呼べるソフトには
莫大なコストと人員がかかります。

そこで、採られる手法としては、単なるアドベンチャーをいかにゲームぽくするか。
ではないかと思うのですが、「自分で選択してるっぽい感」においては
このメーカーのシリーズはなかなか良い具合に出来ている。

ゲームの流れとしては、最初に「狩猟モード」が始まります。
学園内を選択肢して移動し、ヒロインに会うことで、一緒に戦うパートナーを
選ぶモードなのですが、色々選択していると次々とヒロインに会います。
でイベントも進みます。「おお、俺やるな〜」みたいな気分でこのモード
を終えると、紹介されているキャラお嬢様キャラ以外誰とでもパートナーに
なれるし(しかもお嬢様はハーレムモードルートなので元々選べない事にあとで気づくし)
まあ実際のところ、単に選択肢が多いだけで実は選択の幅はない…けど
選んだ感がある訳です。巧いな〜

で次にその選んだヒロインと「調教モード」に突入。ディスティニー・パートナー
システムとかいうシステムで説明は以下の通り…

主人公は3人のヒロインたちの中からひとり、ゲームの目的を達成するためのパートナーとして、
『付き人』を選ぶことができる。
各『付き人』には専用の特殊スキルがあり、選んだヒロインによってゲーム進行・
ヒロインたちとのHに変化が生じる

という「システム」ではありますが、自分の選んだヒロインとは、最後に共通して裸エプロンから
和姦の流れの和姦エッチ。で選ばなかったヒロインは淫渦芯拳での陵辱(ていうか和姦だけどね技
にはまるので…)エッチという形で、立場の違いでヒロインそれぞれを二重に楽しめるのは、
なかなか良いです。

ここでの選択肢もよほど、手を抜かない限り一本筋に近いルートで最後の「お披露目モード」
に進行。体育倉庫でのエッチと学園祭でのエッチがあって最後に奴隷化したヒロインに
今までの回想エッチとオナニープレイと多人数エッチを発表してエンド。

と珍しくコンプリートしましたが、完璧に、ヒロインの個性によるシナリオの違いはあれ
やってる事は同じ…ただ、これだけ選択があるのと、ヒロインの個性のおかげ、また
同じようなルートをやっているのにも関わらず、さくさく進むので以外と飽きないのが
ほんと上手ですな〜 これ落ち着いて見ると、ヒロインごとに一本筋なんだが、
ときどきスパイスとして、即バッドエンドの選択もあるし、「ちゃんとゲーム感」
があります。

ヒロイン3人をクリアすると、それまで攻略できなかったお嬢なヒロインでのハーレムエンドが
始まり、ここは一本筋で終わり。多分選択肢を省いたら、この最後のハーレムルートみたいに
あっさり終わるところをよく作ったと褒めたいです。


■■■ま・と・め■■■

いや〜ヒロインも何げに今までの各主人公やヒロインと関わりがあってずっとやっている
ファンには嬉しい繋がりも見えるし、
初めてのプレイの方にも特に違和感のない作りで
安心。へたにマニアックではなく、
あくまでも淫渦芯拳はヌキゲー方向での使用しかしてない
のが間口を広げている訳で、
淫渦芯拳は、「みみっちいとこでしか使わない」
事でこうして定番の人気を保っているシリーズなんだと気付かされましたな。


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