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<はじめに>
ALICESOFT や ELF などの、大手老舗Hゲームメーカーさん程では無いものの?
それなりの知名度や実績があると思われる ZYX の最新作です。
野球選手に例えた場合、 打率.298 本塁打15 打点62 の6番バッターって感じかな?
このメーカーさんの特徴は、Hゲームには珍しいHアニメを採用している事と、
ジャンル別に固定された原画家さん二人(武藤慶次・山根正弘)を起用している事だと思います。
あと、最近流行りの?ネット接続版やDVD−PGなんかにも力を入れているみたいですね。
本作品にも通常版とネット接続版の2種類が用意されているみたいですが、
私が購入したのは通常版だけなので、、ネット接続版との違いはわからないです…。
<キャラクター>
恋川浩太(こいかわ こうた)
本作の主人公。若さゆえか?日々Hな妄想で頭が一杯のショタっぽい男の子。
ちょっと頼りなさそうだけど、かなり逞しいアレを持っているみたいです。
(それにしても、授業中にエロ小説を読むなんて…大胆にも程があると思うのですが。)
長谷智恵理(はせ ちえり)
タイトル名そのまんまですが、本作のメインヒロインです。
主人公のクラスを担任する、ちょっと世間知らずな新米の社会科教師。
天然ドジな眼鏡っ子設定なので、お約束ですが大きなおっぱいが標準装備されています。
金井真美子(かない まみこ)
智恵理の同僚の数学教師。ボーイッシュ娘で、どちらかと言えば体育教師って雰囲気です。
保健室で男子学生の味見をするのが趣味?の、H大好きな先生。
この先生にも、大きなおっぱいが標準装備されています。
寄井聖華(よりい きよか)
主人公と幼馴染の同級生。ピンク色で長めのツインテールが特徴的です。
いつも一生懸命で、主人公の事が大好きな負けず嫌いの女の子。
↑の二人が巨乳なので、スレンダー(幼○体型)な貧乳担当。
…え〜と、このメーカーさんの作品にしては珍しく、ヒロインは3人と少なめです。
エロゲー全般的にあてはまる事ですが、眼鏡っ子がメインヒロインなのも珍しいですね。
あと、タイトル名がちえり先生って事だけあって、智恵理先生のウエイトが高めです。
ヒロイン別の比率的には、 ちえり6:真美子1.5:聖華1.5:複数1 といった扱い方ですね。
なので、お気に入りが智恵理先生以外だと、ちょっと物足りないと感じるかもしれないです。
ちなみに、智恵理先生の眼鏡着用率は約50%なので、眼鏡っ子が好きな人も嫌いな人も、
ソコソコ納得いくのかな?と思います。
<CV&音楽>
CVは普通だと思います。
先生二人の声が、ちょっぴりオバサンっぽい感じに聞こえるような気もしますが、
大人っぽい声と受け取る事も出来るので、よっぽどのロリボイス好きの人でも無い限り、
それ程気になる事も無いでしょう。
あと、印象に残ってるのは、ちえり先生がフ○ラで頑張っているなぁ…って感じました。
音楽は全部で11曲。
お気楽AVGなので、全体的に明るく軽いノリの曲が多めです。
<ストーリー>
サブタイトルに、 〜女教師LoveLove甘えんぼアドベンチャー〜 と書かれているだけあって、
ちえり先生に存分に甘えながらストーリーが進行していきます。
その後、オーソドックスなイベント時の選択肢で、シナリオが分岐というシンプルな設定です。
ストーリー進行に関係無い選択肢によって、Hシーン変化が多かったのは良かったです。
<システム>
基本システムはしっかりしていてますね。
不具合なども出てないみたいですし、システム画面も見易くて使い易かったです。
不満点は、少しだけシナリオに変化があるだけで、既読の部分を未読扱いにされるのと、
ゲーム起動時のディスクチェックに結構時間がかかる事ですね。
<絵&アニメ>
原画は、山根正弘さん。
<はじめに>の部分でも少し触れていますが、固定された原画家さんの一人で、
主にほのぼのH系作品を担当しているイメージがあります。
(代表的な作品としては、”Hなバニーさん”や”相良さんちの悦楽ライフ”なんかですね。)
絵の雰囲気も、ちょっと霞みがかった輪郭部分や、ソフトでカラフルな彩色なんかが、
ラブラブ和姦Hゲームに上手くマッチしていると思います。
売りであるアニメ部分も、綺麗で滑らかに動きますね。
このメーカーさんのゲームを初めてプレイする人なら、かなり満足すると思います。
ただ、何度かプレイした人(私)にとっては、マンネリ感が否めないですね。
『あぁ、多分ここでアニメするんだろうなぁ…。』と思った所で、予想通りアニメに入ります。
エロゲやり過ぎと突っ込まれればそれまでですが、言いたいのは新鮮さが無いんですよね。
いくら綺麗に動いてくれても、ループアニメには限界を感じますね。
もう少し頑張って、フィニッシュ時にアニメを使ったり、特殊H時にアニメを使って欲しいですね。
<H>
一言で書くと、エロいです。
最近のエロゲーは人妻モノや看護婦モノが多いけど?先生モノもなかなかエエもんやなぁ…。
と感じました。
具体的に書くと、まず、Hシーンが51シーンと多いのが良かったですね。
Hシーンが多いのはとっても嬉しい事ですし、Hゲームのやりがいがあるのですが、
何より良い所は、ちえり先生とのHな行為が徐々にエスカレートしていく点ですね。
戸惑いながら?のフ○ラ→パイ○リ→ス○タへ進行し、なし崩し的に……と言った感じが、
微妙にエロい雰囲気が出ていて良いですね。
それから、先生とのHと言う事にこだわらず、色んなシチュエーションがあるのも良かったです。
水着や学生服、体操服にウェディングドレス等々…コスチュームプレイが多い点や、
主人公が意外とクセモノだったので、野外Hやア○ルH等の調教っぽいモノがあった点も、
予想外だったので面白かったです。
あと、Hの殆どが中出しなので、差分CGでの溢れ描写なんかが必要になってくるのですが、
溢れ感が微妙に良い感じなので、エロさを引き立ててますね。
差分と言えば、ヒロインの表情も大事になって来るのですが、ヒロイン全員の表情が、
満足というか、すごく嬉しそうな表情しているのも、和姦Hっぽい感じがしていて良かったです。
惜しい点としては、コスチュームに裸エプロンとかメイド服・ナース服なんかが無かった事や、
<キャラクター>部分に書いてますが、ちえり先生以外のヒロインとHが少なかった事ですかね。
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