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09/25 の更新 | ・感想は投稿人の"旗屋"さんです〜 | ||||||||||||||||||||||
コートの中の天使達2 ─ソフトボール編─ (Pinpai 2002.7.26) | |||||||||||||||||||||||
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■手短なゲームの内容 | |||||||||||||||||||||||
前作、「コートの中の天使達」のパラレルワールド的ストーリー。 主人公は新任の教師。学園の弱小ソフトボール部の顧問となり、 バレーボール顧問の元浦(前作の主人公)の協力も得て、チームを優勝へと導きます。 |
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■■ぶっちゃけたエロゲー感想 | |||||||||||||||||||||||
一応、鬼畜系のストーリーもあるのですが、どうしても全体的に 「薄い」という感じが拭えません。 アニメも有りですが、実際にはゲーム本編でのアニメーションは無く、 OPムービーのみとなっており、当然ながらエロシーンも一枚絵。 テキスト、エロシーンの描写も総じて薄く、話はあっさりほいほいと進むので 読みやすいのですが、「読ませる」という努力や工夫は皆無なんではないでしょうか。 実際、全く記憶に残ってません。 グラフィックは、悪くなっています。ある意味エロゲとして致命的。 デッサンがおかしくなっていたりする他、色も全体的に荒いように感じました。 キャラクターも、前回の主人公元浦コーチに比べるととことん薄く、 そのくせビデオ一本突然コワレモードに入ったりして、 まったく感情移入できませんでした(これは個人差があるかも)。 前回のパロディ色や元浦の濃い性格を楽しんだ私としては、とことん不満です。 ていうか金返せ。 私はエロゲの醍醐味は、エロそのものの他に、日陰の文化だけにゆるされた 自由度にあると思ってます。 パロディなんかはその最たるものでしょう。 大手では実現できないそれを実に巧みにゲーム化していたのが前作であり、 Pinpaiのポテンシャルを感じさせたのですが、 変に当たってダメになっちゃったんですかね。 エロゲーが当たって、なんとか日の当たる場所に出ようとして便乗商品の 発売や購買層の拡大を狙ったストーリーの薄化などに走り、 結果として作品のポテンシャルを下げてしまっている。 エロゲーメーカーの典型的パターンといえばそれまでですが。 悪いとこばかり挙げましたが、よくなってるとこも(百歩譲って)あります。 ユーザーインターフェイスの面ではこのゲームはエロゲーの中では相当 ハイレベルなものだと思います。 その点だけでいえば、前回の欠点からきちんと脱却しています。 ただのアドベンチャー+内容薄いから可能という噂もありますが、 それでもただ遊ぶだけで恐ろしくストレスが溜まるゲームの方が多いですし、 テンポといい操作といい、綺麗にまとまってるとは思いました。 前回でさんざん言われた難易度はそのままです。チームを優勝させること自体は簡単 なんですが、エロモードに入るためにはかなりのやりこみが必要。 |
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■■■まとめ | |||||||||||||||||||||||
はっきり言ってクソゲーです。 突っ込みどころもどうも意図的に減らす努力をしたらしく、 クソゲーとして楽しむこともできません。 百歩譲って萌えゲー、五十歩譲ってキャラゲーといったところでしょうか。 前作人気におんぶに抱っこの、完全な便乗商品かと。 |
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■絵や内容の詳細はここから〜 | |||||||||||||||||||||||
Pinpai |