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エロゲー感想者 とある社会人 様 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
すぽコン!(アストロノーツ・アリア /2012/7.27) |
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エロメインとして凡作、エロ要素有り恋愛系としても凡作。部活女子を指導する立場であり実績評価も併せ持っているのが本作の主人公です。同ブランド前作のサキュバス学園もの『えれくと!』ではヒロイン=淫魔としての特性から エロと学園恋愛におけるエロゲご都合展開虚構をなるべく不自然さのない設定へと作り上げていました。 続くブランド3作目スポコン学園ものの本作では好感度ほぼMAX状態であっても なるべく不自然さの無い主人公として登場し指導する部活により個別ルートが展開していきます。 体験版ではプロローグの日常シーンと5人それぞれのHシーンがオムニバスで収録されており コンセプトの部活コスチュームプレイが楽しめますが本編でもHシーン数が 追加されたのみの印象です。 学園での部活動における生徒と指導員としての恋愛の魅力やエロの特色 例えば師弟関係と恋人関係にお互いに思い悩むといった恋愛描写や指導と称して エロ方面への技術指導といったものはほぼ有りません。 各ルートで誘惑され指導の合間にそれぞれ深く結ばれ大会で好成績を残し引退して 主人公の伴侶となるという結末の繰り返しとなります。 ハーレムエンドは有りませんのでご注意を。 室内設備で練習している部活が多い設定の為か日焼けした褐色肌や日焼けあと持ちが 皆無だったのも部活娘ではなくコスチューム娘な印象を強めています。 屋内競技であっても例えば弓道では矢取りに行く際に結構腕回り焼けて それに健康的な色気を感じるものですが。経験者でエロゲユーザーの方々如何でしょう。 テニス娘はピンク髪設定から遺伝子構造的に特殊な肌の持ち主でいくら太陽に当たっても 赤くさえもならないという事なんでしょうか(笑。 冗談はさておきやはりスポーツ娘系のエロゲを出すなら肌や身体描写に対しての拘り をもって製作されるとぐっと深みがでると私は思います。 骨格と肉付きを運動で使う部位はやや大柄または引き締まった印象が 感じられるように描いたりといった個体差の違いを描くこともできるでしょうし 皆が大きな胸設定はエロゲとして客層を広められる狙いなのでしょうが 日々練習を行う競技によっては背筋と胸筋強化方法の違いにより 両胸の広がり引き締まり方も異なってきます。 さて本作の場合はそういった身体描写における差異の拘りが合ったかというと 多少肌色の差異はあるものの日焼けの有無や個々の 身体の異なりを感じるまでには至りませんでした。 今現在の学園を舞台とした恋愛系エロゲの流行のポイント
陵辱や調教系でもないのに何故か避妊しようとしないについては エロゲの妄想世界に無粋なのでしょうからあえて突っ込みは無しで(苦笑。 上記のポイントに加えて『えれくと!』と同様に不自然なく主人公に好感を持たせる 設定としての今回のスポーツ校の女生徒とそれを指導する優秀な指導員としての主人公設定。 ただ単にウケの良さそうな魅力的な主要女性人物いわゆるヒロインたちを登場させて それなりの恋愛ストーリーを用意しつつ合間にエロゲなのでエロシーンも 追加したものとは異なり工夫をこらし独自性の感じられそうな恋愛系のしかも エロを比較的重視したシナリオのあるエロゲでした。 残念ながらそこで本作は留まってしまいせっかく用意した運動系娘への 身体描写への拘りや主人公の教師として指導員としての設定がどこか投稿小説ものに ありがちなイメクラめいたコスプレ行為どまりで 教師と生徒あるいは運動部における師弟関係を生かしたシーンが少なく感じられ恋愛系 エロゲにおけるマンネリ感を払拭したようには感じられませんでした。
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配役声優さんと音声収録編集担当の方々の技術力でカバーされ及第点に持ち直したエロ重視エロゲ。 パッケージやPOPの衣装を着た状態でのCGに魅せられて購入しエッチシーンに期待すると ボイスを除いた裸体状態のCGに肩透かしを食らう可能性も。 いわゆる脱がせると残念な似たような裸体イラストの羅列が待っています。 各シーンでのコスチュームプレイとしてのエッチはそれぞれ特色があり楽しめますので 【ユニフォームを着た女の子に誘惑されまくるAVG】の点は満たされます。 舞台がスポーツ推進校で主人公が指導員としての教師という設定が 生かされていたかは微妙ですが。 |
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